はりのラブライブ!メモ

ラブライブ!への『大好き』を叫ぶブログです

3rdライブに向けて~Butterfly編~

 

 みなさんこんにちは、はりです。

 

 前回記事に引き続き、3rdライブに向けての歌詞読み企画をやっていきます。

 こちらの記事を読んでいない方は先に読んでいただければ嬉しいです。 

 

<企画説明記事>

ynhk.hatenablog.com

 

<前回記事(ツナガルコネクト編)>

ynhk.hatenablog.com

 

 

 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~まで後5日!

 

 

 というわけで、今回は本企画第7回、第7話挿入歌、Butterfly編です。

 いつも通り、歌詞解釈、やっていきましょう。

 

 

 

はじめに

  Butterfly

    歌 :近江彼方(CV.鬼頭明里)
    作詞:Ayaka Miyake
    作曲:Em.me
    編曲:Em.me

 
www.youtube.com

 

 まずこの楽曲は私自身、彼方から妹の遥ちゃんに向けた曲であるということ。として歌詞を解釈しています。

 アニメ7話でその姉妹の物語が描かれましたね。

 

 そしてタイトルについて、「Butterfly」はチョウのことですね。ここから受ける印象は左右両方の羽があって初めて飛べる、ということです。これもまさにこの姉妹を連想させるものかなと思います。

 ということで、今回の記事では遥ちゃんへの想い、メッセージなどを読み取っていければと思います。

 

 ただ英語が多い歌詞ですが英語力のない私には感覚的につかむことしかできませんので、英語に詳しい方はご指摘いただければ...という感じです。

 

  それではいきましょう、Butterfly編です。

 

 

 

歌詞解釈

Hey… Now listen

 ねぇ、ちょっと聞いてよ、というようなニュアンスですかね。

 東雲学院のイベントのステージを借りて歌っているので、これは勿論遥ちゃんに対してのメッセージですね。

 

 

 

初めてで一番の
You’re my dearest treasure
記憶の中で 溢れる Love with you

 「You’re my dearest treasure」、訳はあなたは私の最愛の宝物、ですね。

 

 彼方から大好きな妹の遥ちゃんへ、”最愛の宝物”と彼方にとって遥ちゃんはかけがえのない存在だと伝えています。

 

 なぜこれを伝える必要があるかというと、お互いの夢を叶えるためにお互いを支え合っていこうよ、という最後のメッセージを伝えるためなんですよね。それを伝えるためには彼方にとって遥ちゃんがどれだけ大切な存在かを伝える必要があったんです。

 

 初めてで一番、これは姉である彼方にとっては初めてできる大切な人、そして、それが何よりも大切ということ。7話の冒頭のモノローグで”世界一大好きな遥ちゃん”と話していましたね。

 記憶の中で、というのはこれまでずっと一緒に過ごしてきた思い出、その中でみた遥ちゃんの笑顔。彼方の記憶の中で遥ちゃんへの大好きが溢れてくる、最高の姉妹愛を感じる曲の始まりになっています。

 

 

 

駆け足な Day by day
手を繋いで Time goes by
強くなれたんだ その温もりで

 Day by day、というのは一日一日ということ。

 

 駆け足な毎日というような感じでしょうか。大好きな遥ちゃんと過ごす毎日は本当にあっという間で駆け足で過ぎ去っていくそして、気付けばこんなにも成長している遥ちゃんを見てそう感じているのではないでしょうか。彼方にとって守ってあげる存在だった妹。それがいつの間にか姉の自分を気遣い、自分のことを気にしてくれるようになった。

 

 傍にいすぎるがあまり気付かなかった遥ちゃんの”成長”。そんなことを今振り返って感じるDay by dayなのかなと思います。

 

 Time goes by、これは時間が過ぎているというような訳になります。ここも遥ちゃんと手を繋いで(一緒に)過ごした時間が過ぎていくということを感じているのだと思います。

 

 強くなれたんだ、というのはおそらく遥ちゃんのためならどんな大変なことでも頑張れる、という彼方の原動力のようなものでもあったのでしょう。遥ちゃんのために頑張ることで自分が強くなれた、ということですね。

 

 

 

一人きりじゃ もう
両手いっぱい広げても まだ
足りないほどに大きな Dreams 今
一緒に抱きしめよう

 大きなDream、それは彼方、遥ちゃん2人がそれぞれのやりたいことをやる、それぞれの夢を持つ、叶えること。けれどもそんな大きな夢は一人きりで叶えることは難しい

 

 お互いがお互いのことを思いすぎるがあまり、1人で支えなくちゃいけない、お互いがそう思っていました。けれどもそんな時、彼方にヒントをくれたのが同好会の仲間でしたね。

 「似たもの姉妹」、そんな二人だから出を取り合って、一緒に夢を抱きしめていける、そんな彼方から遥ちゃんへのメッセージですね。

 

 

 

Butterfly 羽を広げたら
ハルカカナタ 高く飛ぼう
勇気の向こうに
美しい空 待ってるの

 冒頭でも書いた通り、バタフライは蝶のことですね。

 

 2人で一緒に飛んでいこうよというメッセージがこのサビにあると思います。蝶は片方の羽では飛ぶことはできない、両方の羽で初めて飛んで行くことができる。つまり片方が片方を支えるのではなく、お互いがお互いを支え合って、2人一緒に飛ぶことに意味があるんですよね。

 

 ハルカカナタは「遥ちゃんと彼方ちゃん」と「遥か彼方」のダブルミーニング7話のタイトルにもなっているこの言葉。2人で一緒に高く飛んでいきたい、そして1人では行けなかったところまで、2人でなら飛んでいける、そんな想いを感じます。

 そうして飛んで行った先には美しい景色が待っている、そう信じてのメッセージでしょう。

 

 

 

Butterfly
夢へ 羽ばたいて
花の季節 迎えよう
叶えていける きっと
信じて We can Fly!

 花の季節、と聞くと私は春を思い浮かべます。彼方と遥ちゃんが春を迎える、2人で一緒に助け合いながら、それぞれがそれぞれの夢を追いかけるそんな青春を迎えたい、そんな想いなのかなと。

 

 大切な妹としての遥ちゃんに対してでもありますが、ここにはスクールアイドルという夢を一緒に追いかける仲間としての遥ちゃんに対しての、”We can fly!”でもあるのではないでしょうか。

 遥ちゃんが夢を追いかけることも、勿論自分の夢を追いかけることも、そして遥ちゃんと一緒の夢を追いかけることも彼方にとって叶えたい””わがまま””なのかもしれません

 

スクールアイドルではライバルだよ? お互い頑張ろ!

(7話 「ハルカカナタ」より)

 

 

 

数えきれないほどに
Precious days we spend together
沢山の笑顔 涙も Share with you

 Precious days we spend togetherは一緒に過ごす貴重な日々。

 

 貴重な日々というのがとても良いなと思います。姉妹で過ごすのって毎日ですよね。そんな毎日を一日一日が貴重だと彼方は思っている、本当に一緒に過ごす時間のそのどれもが彼方にとって大事なのがよくわかる歌詞です。

 

 沢山の笑顔も涙も一緒に分かち合えるかけがえのない存在だというのを改めて感じて、とても良いなぁ、と思いますね。

 

 

 

突然の Rainy day
向かい風でも We came through
この先もずっと 越えていけるよ

 2人でならこれまでどんな雨が降ってもどんな向かい風が吹いても乗り越えていける。ひとりでは挫けそうなことも、逃げ出したくなることも、2人ならきっと、この先もずっと超えていけるでしょう。

 

 

 

いつの間にか もう
その手いっぱい伸ばしたら ほら
届きそうなほどに 近づいた Dream 今
ぎゅっとね つかまえて

 その手、というのは遥ちゃんの手のこと。7話冒頭、東雲学院のセンターになったという遥ちゃんの話を聞いた彼方はまるで自分のことのように喜んでいました。

 

 いつの間にか、というのは彼方の知らないところで遥ちゃんが成長している、そんなことを実感したからではないでしょうか。

侑「彼方さん、遥ちゃんはもう守ってもらうだけの人じゃないと思う」

(7話「ハルカカナタ」より)

 もう手の届きそうな夢を諦めようとした遥ちゃんに対して一緒に助け合って歩いていこうよと伝えたのが1番の歌詞でした。この歌詞はそんな遥ちゃんに改めて、その夢をつかまえて欲しい、そんな彼方のメッセージなのでしょう。

 

 

 

Touch the sky もしも迷ったら
自由に夢を 描いてみよう
笑顔の向こうに
望んだ未来 待ってるよ

  Touch the sky、空に触れる、となりますが空に触れることは勿論できませんね。

 この”空”が何を表しているのか、それは”空”という無限の可能性(夢)に触れる、というような表現と考えられます。そして、迷ったらその空に夢を描いてみる。

 

 望んだ未来、これは誰の望んだ未来のことを言っているのでしょうか。

 

 これは本当にいろいろな考え方ができると思います。彼方が遥に対して望んだ未来、彼方自身の望んだ未来、遥が彼方に対して望んだ未来、遥自身の望んだ未来、二人での歩みという未来。どれともとることができる気がしていますし、あえてそんな表現にしているのでしょう。

 

 

 

Brighter sky
涙こぼれても
大丈夫 一人じゃないよ
叶えていこう もっと
I can tell you “We can Fly!”

 Brighter skyは明るい空です。空を夢と重ねているのではないかと前に書きましたが明るい未来、夢のことを指しているのだと思います。

 

 これからは、2人でお互いに支え合っていける、だからこその1人じゃない、だと思いますし、2人だからこそ”飛べるよ”と言えるのだと思います。

 

 I can tell you “We can Fly!”が私たちは飛べると教えられる、というような直訳になりますね。これは彼方にとって支える大切な人だった遥ちゃんに””一緒に””夢に向かっていこうよ、と今ならいえる彼方の成長、気付きが現れた大切なメッセージですね。

 

 

 

それぞれの夢
それぞれのColorで
進んでいこう
自分らしくね


羽ばたこう

 これからはそれぞれの夢をそれぞれ追いかけていこう、彼方が遥を守るために一人で無理をするでも、そんなお姉ちゃんを守るために自分の夢を諦めるわけでもない、それぞれが自分らしく進んでいこう、という彼方から遥へのメッセージ。

 

 それぞれの色というところがとてもこの姉妹にとって大事なんですよね。お互いが優しいがあまり、お互いのことを思いすぎてしまっていた姉妹。それぞれがそれぞれの魅力を、色を持っているので、このそれぞれの色を彼方が歌うのがとても良いですね。

 そして、羽ばたこうというひとつの言葉に "一緒に" という文脈も "飛ぶ" という文脈も感じられるのが大好きです。

 

 

 

Butterfly 羽を広げたら
ハルカカナタ 高く飛ぼう
勇気の向こうに
美しい空 待ってるの
Butterfly 夢へ 羽ばたいて
花の季節 迎えよう
叶えていける きっと
信じて We can Fly!

 落ちサビは1番の歌詞と同じ歌詞です。

 

 1番では2人で一緒に支え合えば2人で夢を叶えられる、というメッセージ。2番ではそんな2人で進んでいくこれからの未来についてのメッセージだと思います。その2番の夢についての歌詞を受けてのこの歌詞は少し意味も増えているのかなと思います。

 

 勇気を出した先にあるのが、新しい無限の可能性のある夢。というような意味を持たせることができる気がします。

 叶えていけるきっと信じて、という歌詞。これまでの2人の歩みを2番で歌っているからこそ、遥ちゃんの中でこれまでお姉ちゃんが自分に対して、どう思って過ごしてきたのか、というのも改めて感じたのではないかと思います。

 

 

 

おわりに

 はい、というわけでButterfly編でした。

 

 この楽曲と向き合うことで、遥ちゃんに対しての彼方の想い、それを改めて感じることができましたね。彼方から遥ちゃんに向けた楽曲ではありますが、同好会の仲間も東雲学院のメンバーも色々と感じるものがあったのではないかなと思います。

 それぞれの夢、それぞれの色で進んでいこうよというメッセージも色々な人に響いているのではないでしょうか。それにしても改めて読んでみると難しい表現はほとんどなく(英語は...)簡単な表現が多いんですよね。

 

 それは遥ちゃんに伝えたい想いを真っ直ぐに伝えるためなのでしょう。彼方にとって一番大事なのは、今の自分の想いを伝えることだったはずです。だからこそこんなにも真っ直ぐなメッセージだったのかなと思います。

 

 歌詞解釈、というほど何かを考えたわけではないですが、これが彼方の想いの真っ直ぐさだったんじゃないかなと終わってみて感じております。

 

 お読みいただいた方、ありがとうございました。

 

 

 次回は難解曲...しずくの楽曲「Solitude Rain」編を書いていきます。 

 

 今回もお付き合いいただきありがとうございました(*^_^*)

 残り少なくなってきて3rdライブも近付いてきていますが明日もよろしくお願いします!

 

  それでは~