皆さんこんばんは、はりです。
いよいよ2022年も残すところあと3日となりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
時の経つ早さを実感している年の瀬ですが、それはそれだけ充実した時間でもあったのかもしれません。2022年の振り返りですが、また別記事で出したいと考えていますので、今回は早速本題に入っていきます。
今回はラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~<宮城公演>、<愛知公演>に参加しての感想を綴っておこうと思います。
ただ、まだツアーの途中ということもありますので、今回は備忘録的な感じでライブレポートとしてまとめていきます。
とりあえずは感想というより曲の印象だったり、ライブ全体の印象などを忘れないように残しておきます。いつも歌詞の話とか文脈をしがちで、、、当然今回もライブで受け取ったからこそ感じたこともあるんですけど、今回はそういう話ではなくただただあの場所で感じたことを書いておくという感じです。
というのも最初の瞬間にしか感じられないものをここに残しておく、というのが目的です。
宮城公演の感想はTwitterに垂れ流してたんですけど、それはそれとしてブログにも書いておこうかなぁという感じです。
よろしければお付き合いください。
3rdライブ関連記事↓
- はじめに
- レポート
- 0.ユニゾン
- 1.WE WELL!!
- 2.スター宣言
- 3.Welcome to 僕らのセカイ
- 4.Butterfly Wing
- 5.Go!! リスタート
- 6.パレードはいつも
- 7.迷宮賛歌
- 8.Dreamer Coaster
- 9.ビタミンSUMMER!
- 10.POP TALKING
- 11.ユートピアマジック
- 12.Chance Day, Chance Way!
- 13.揺らぐわ
- 14.色づいて透明
- 15.エーデルシュタイン
- 16.Shing!Shine!Smile!
- 17.名前呼び合うように18.私のSymphony
- 19.未来の音が聴こえる
- 20.追いかける夢の先で
- EN1.水しぶきのサイン
- EN2.Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!
- EN3.Day1
- EN4.TO BE CONTINUED
- おわりに
はじめに
まず、私は宮城公演1日目を現地、2日目を配信。愛知公演は1日目のみ参加してきました。ツアーの始まりを絶対にこの目でみたい、という想いがあったので、宮城公演初日に参加できたのはとても良かったなぁと。
結論から言いますが、素晴らしい、最高のライブでした。何もかもが良かった。
だからこそ本来参加する予定のなかった愛知公演も急遽チケットを一般で確保し、とんぼ返りで愛知まで遠征してきたわけですが...9人のLiella!の””1stライブ””であり、想いのこもった、そして圧巻のパフォーマンスの、いちばん輝いていたステージでした。
以下、各曲に対して印象に残っていること、感じたことを雑多に書いていきます。今回は久しぶりに全曲レポートをやっていこうかなと。せっかくのツアーです。たくさん見られるのは色んな気付きがあったり、成長や変化が見られたり、良いことや嬉しいことである一方、最初に見た時の感想などは薄れていくものなので、最初に見た時の印象を大切にしたい。
最後に見た時の印象の違いなんかもあると思いますし、いつでも新鮮な気持ちを持っておきたいなと思うので、こういった形で進めていきます。
レポート
0.ユニゾン
これが3rdライブの”0曲目”。
2ndライブの最後の曲で、ある意味では1期生5人の集大成の曲でもあって、そこから3rdライブが始まることにあくまでも2ndから、1期から地続きの『いま』であることを感じてすごく良かった。
それにあの曲が持つ『いま』に対する刹那性みたいなものを開幕で感じることで、この瞬間を大切にしようと、『目の前に広がるこの景色』を焼き付けようと、改めて思いました。
あの2ndライブの瞬間が色々な意味で特別だからこそ3rdライブをこの曲から始めてくれることに自分自身かなり嬉しい気持ちもあって、2ndライブ大阪公演の2日目、最後の最後にまた会おうね、約束って伊達さんが言ってくれて、その約束を仙台で果たせたのが本当に良かったなぁと。
1.WE WELL!!
開幕曲のワクワク感というか、そもそも自分にとっては2期生のパフォーマンスを生で見るのが初めてだったのもあって。(ファンミは除く)
始まった瞬間にこのライブは絶対最高なものになるって謎の確信が生まれたんですよね。躍動感があって、とにかくキラキラしてました。個人的にとにかくこの曲のイントロが好きで、曲も歌詞も””はじまり””を感じられて本当に良かったです。
Liella!の決意がパフォーマンスにも歌唱にもとても出ていたのが印象的でした。
2.スター宣言
歌唱の力強さが何よりも印象的でした。
特にペイトンさんの『なにくそって』がもう最高すぎましたね。すみれのハングリー精神というか、絶対にあきらめない気持ちとかペイトンさん自身の想いとか、、、あの歌唱からしか得られないものがそこにはありましたね。
この曲はスター””宣言””というタイトルからも分かる通り、Liella!自身への歌なんですが、あの会場に行って感じたのは””こちら側””へのメッセージでもあったことで。見ている私たちにもスター””宣言””をさせるかのような、そんなものを感じました。
3.Welcome to 僕らのセカイ
特に印象的だったのはきな子ちゃんをステージ上に迎え入れるところ。
あくまでもLiella!(1期生)からきな子へ、という曲であることを感じました。でも逆に言えば目の前にいる全員に手を伸ばしてるってことでもあるのかなって。
矛盾しているようだけどそうじゃない。きな子が憧れたのは『都会』とか『優勝を目指して必死に頑張っている先輩』で。何かを持っているわけでもなく、何者かになりたいわけでもない彼女が『勇気出して叶える』物語だからこそ、夢を追いかけている人も、今はそうじゃない人も誰でもあの手を取ることができるし、誰でも一歩踏み出せるんだと、そういうメッセージに感じましたね。
4.Butterfly Wing
この曲で感じたことを言語化する術は自分にはないですね。
あのイントロが流れた瞬間、会場の空気が凍り、まるで時間の流れも止まっているかのような、恐怖すらも感じるあの異様な空間は自分が感じたことはないもので。
そんな中であの曲を歌い上げる結那さんはTVアニメ2期3話、代々木スクールアイドルフェスで見るものを圧倒したウィーン・マルガレーテを見ているようで。
いや、そんな彼女をこの目で見て、肌で感じているも同然でした。幕間にあるあのステージを見つめるLiella!の表情の本当の意味があの会場で漸く分かりました。
彼女が内に秘める想いも、自分の手で夢を掴もうとする強さも、その脆さも...すべてが自分の心に刺さってくるようでブレードを振ることさえも出来なくなっていて。その姿に見入ることしかできなくなっていて。
文字通り『圧倒』された。
怖かった。何が怖かったのかすらもよく分からないけれど。
それが自分の力で夢を掴もうとする弱冠中学生の彼女なのかもしれないな、と。
5.Go!! リスタート
幕間を挟んでのこの曲。
きな子が挫折して、傷ついて、そこから立ち上がるまでの物語を目で見て肌で感じたからこそ、この曲が自分には大きく響いてきました。ウィーン・マルガレーテのステージを目の当たりにしたからこそ、よりこの曲に込められた””きな子の””想いを感じることが出来たのがとても良かったです。
ライブ前とライブ後でかなり印象が変わりました。
具体的には歌詞、曲調がいままでは全く違う聞こえ方になったって感じでしたね。特にこの歌詞は会場で生で聴くからこそLiella!の強さなんだなと感じました。
自分よりも誰かの笑う顔
守りたい想い それが強さになる「Go!! リスタート」より
6.パレードはいつも
リエラのうたでLiella!初トロッコ。
とにかくキャストさんが可愛かった記憶しかないんですけど、、、
自分のライブに参加するスタンスとして、『歌詞をしっかり受け取りたい』って想いがかなりあるんですが、何かを考えてっていうよりもその場で受け取るものを受け取れれば良いかなと思いました。
何だろう。自分は純粋に楽しむってことがあまりできないというか。そういうところがあるんですけどその場で楽しむことは『好きに理由なんていらない』んだと思うし、ただ可愛いとか楽しいとか、純粋な感覚を大事にしたいと思いましたね。
なんのはなし?次行きましょう。
かわいい。
やぶ。
7.迷宮賛歌
歌唱力が高すぎるって話が真っ先に出てくるんですよ。。。
特に世界観が独特な曲なんですが、それを凄く表現してて良かった。恋ナッツって組み合わせが醸し出す不思議な感じが中々面白かったですね。
歌詞に関しても色々考えてみたいなぁなどと改めて思わされました。
8.Dreamer Coaster
パレードはいつもと同じこと思ってるんですけど...
この曲はかのんときな子だからこその前向きな歌詞というのが印象的でした。
正直歌詞をちゃんと読めていなかったのもあってライブ会場で聴いて改めて良い歌詞だなぁと思いましたね。
鈴原さんと伊達さんの一般公募組の歌唱もとても良かったのでそれも含めてリエラのうたの中ではかなり好きな曲になったかもしれないです。とても前向きな歌詞が多くて、それをあの2人が歌うからこそのメッセージ性みたいなものがありましたし、会場一体となって一緒に出来る振りがあるのも良かったですね。
9.ビタミンSUMMER!
この曲、イメージの中では盛り上がる曲くらいのものだったんですけど、だからこそ幕間から入ってくれたのがかなり良かったです。
オニナッツの言葉って彼女自身の経験、挫折からくるものなのであり得ないくらいに””重い””と思ってて。そんな彼女の新たな出発って感じの曲に聞こえたし見えました。
でも良い意味でやっぱり『楽しい曲』ってことをライブで感じられたのが良かったです。特にクラップのところ(Bメロ)はかのんが劇中で語った、
かのん そうすると、客席の人たちも心の中で一緒に踊ってくれるの
ステージ全てが一つになる、それが最高の瞬間
そんなライブをすることが私たちの夢ラブライブ!スーパースター!!2期第6話「DEKKAIDOW!」より
この言葉を思い起こしてちょっと泣きそうになりましたね。
10.POP TALKING
う~ん、楽しい!!
感想ってこれくらいしかなくて。本当に楽しすぎたので。というかこの曲は『楽しむこと』が一番なんじゃなかなと思いますけどね。
特に印象的なのは某Tik Tokみたいな(?)モニター映像ですかね。この曲の特徴を最大限生かした演出で良かった。
トロッコはこれまで使ったことが無かったからこそ、物理的な距離の近さが改めて嬉しいなって思えたんですよね。キャストさんのMCからも近くに行けるのが嬉しいって言葉が再三聞かれたのでこういったノリの良い曲で『近くで一緒に楽しむこと』が最高な一曲でした。
11.ユートピアマジック
鈴原さんの「ゼビオアリーナ仙台、まだまだ盛り上がっていくぞ~」が最高でしたね。ライブ特有のああいった言葉ってその瞬間を最大限楽しめる言葉なんですけど、それを鈴原さんが言ってくれるのがより良かった。
ユートピアマジックに関しては曲も歌詞も大好きなんですけど、まあライブ会場バフが効きすぎた歌詞で普通に泣きそうになりましたね。
意味なんてないけど楽しくて
ひこうき雲に手を振るよ「ユートピアマジック」より
いつもの風景に魔法をかける
君の笑顔 しあわせをくれるよ
大好きって声にだせば
全部いちばん素敵な場所になる
これからもずっと僕の傍にいてよ
約束さ!「ユートピアマジック」より
大事な宝物が増えてく
君がいれば 未来まで光るよ
時間も忘れるくらい
ここはいちばん素敵な場所なんだ
いつまでもずっとその指とまらせて「ユートピアマジック」より
いつもの風景に魔法をかけて
君が笑う それだけでしあわせ
大好きって伝えあおう
いまをいちばん素敵な場所にしよう
これからもずっと僕の傍にいてよ
約束さ!「ユートピアマジック」より
12.Chance Day, Chance Way!
パフォーマンスがエグい。
歌唱、ダンス、フォーメーションともに難易度が高いですしハードだなと見えるんですけどそれを息ひとつ切らさずにやり切るLiella!のパワーに驚きですね。しかもビタミンSUMMER!から4曲連続ですからね...
この曲はコンセプトが個人的に大好きで。ライブに行って聴くからこそよりその魅力を感じられました。ユートピアマジックからこの曲をつなげられたことで『ここ』の概念がより強くなったようにも感じます。
道と道が交わることの意味、Liella!と私たちもLiella!の仲間同士も、この曲を聴いている瞬間には偶然性があるわけじゃなくてその運命性を感じられるのがやっぱり大好きですね。
13.揺らぐわ
これは2期生がMVPでしたね、、、
メイがセンターなのがとても良かったです。ライティング、振り、フォーメーション含めあの曲の『葛藤』とか『揺らぎ』を表現しているのが最高でしたね。
こういったカッコ良い系の曲でハードなピアノサウンドが中心の楽曲で2期生が中心なのが凄く良くて。
というのもセトリ上Chance Day, Chance Wayの後にやっているからこそ2期9話での2期生の揺らぎを感じられて、それを2期生中心の9人で歌うのが良いなぁなどと思いました。
薮島さんと大熊さんのパフォーマンスが最高にカッコ良い1曲でした。
14.色づいて透明
神。振り良し、歌詞良し、音良しの名曲でした。(知ってた)
曲がドストライクに刺さっているというのもありましたが、もうあまりにも良すぎましたね。
揺らぐわからこの曲になることでの対比が美しいし、この曲は1期生中心の曲なのでそれも含めて良かったですね。歌唱からは良い意味で1期生と2期生の差があったように感じられたし、改めて歌詞割りもかなり良いなと感じましたね。
この曲については解釈の余地は無限にあるので(この曲に限ったわけではない)3rdライブ後にでも1本記事書きたいくらいではあります。
ビタミンSUMMER!衣装でやられると目のやり場、感情が迷子になるのでやめて欲しいんですけど(やめないで)。
15.エーデルシュタイン
この曲はButterfly Wingにも更に増してその張り詰めた緊張感と空気があまりにも印象的で。
10話の幕間映像から披露されたからこそ、よりLiella!の作ってきた音楽、スクールアイドル観との違いを感じました。
この歌詞。まさに自分の未来をその手で作り上げようとする彼女を感じたし、自分にもそう言われているようで。
誰かが見つけてくれるのを待ってる
その弱さ 砕いてあげる「エーデルシュタイン」より
『弱さ』って言葉があまりにも色々な人に刺さる気がして、それは歌っているマルガレーテ自身もたぶん例外じゃないんだと思います。
だからこそちょっと何かが崩れたらあの会場はどうなってしまうんだろう、と。張り詰めた糸が切れるみたいになりそうな、どうしようもなく不安定な、このうえない緊張感に包まれたそんな空間だったように感じます。
『LoveLive!』の文字を背負ったステージとしてははっきり言って異質であると思うけど、それでもなお彼女自身が信じた『自分』を表現したステージで彼女にしか描けない輝きで歌うあの曲は人の心を奪うには十分すぎました。だからこそサビではバックの『LoveLive!』の文字が色づいて輝いていたんだろうなと思いますし、逆にだからこそそれ以外ではモノクロの文字なんだろうと思いますね。
あと落ちサビの合わせ鏡の演出、本当に震えましたね...本当に天才のそれでした。。。
沈んでいくの 水の底へ
なおも光を捨てないなら
本物の宝石にきっとなれる「エーデルシュタイン」より
今この願いを叶えてみせる
涙だって情熱に代えて「エーデルシュタイン」より
特にこのCメロとラスサビの歌唱には圧倒されたし、マルガレーテの、結那さんの世界に引き込まれた最高のパフォーマンスでした。
16.Shing!Shine!Smile!
エーデルシュタインとShing!Shine!Smile!の温度差というか、空気の違いというか、なんと表現したらよいかも分からない気持ちにさせられました。
イントロが聴こえた瞬間の安心感とか温かさとか...何もかもがマルガレーテのセカイとは違っていて、本当に『安定』した空間でした。そしてその温かさに涙が流れてきたんですよ。マルガレーテのステージに感動しなかったとか、Liella!が特別だからとか、そんなことじゃなくて、ただただその空間に涙したというか。
『いっしょに歌おう』ってこちら側と繋がろうとするそのLiella!らしさが溢れていて、凍りついたような会場をその温かさで一瞬で溶かしてみせて、その瞬間にみんながクラップをいっしょにすることで繋がる。最高の瞬間でした。
振りでは2サビ後の『L』を繋いでいくところがもう大好きすぎました。『L』はLiella!にとって『夢』であり『星の欠片』なんですけどそれを繋ぐことで夢をつなぐことと星を創ることになっているのがあまりにも良すぎるなと。最後に葉月恋ちゃんが受け取ってそれを胸に抱えて円舞曲のパートに入っていく、あの構成が大好きですね。
それから動きの統一感を凄まじい程に感じたのがこの曲でした。シンプルにそこに感動する。9人のパフォーマンスとしては勿論、『繋がり』がそんなところからも見えるのがとても良かったです。
この2曲は真逆の空間だったと書きましたが、当然同じだったものもあって。
それが『ラブライブ!』という大会が目の前で行われていて、それぞれがそれぞれのやり方でそれぞれの『夢を追いかけている』ということ。それは紛れもない事実で、だからこそどちらのステージにも心揺さぶられるし、それぞれのイデオロギーがぶつかり合うステージに震えたんだと思います。
17.名前呼び合うように
18.私のSymphony
頭抱えました。
この曲が始まる前のあの静けさはまるで『ラブライブ!』が終わり、夜が更けていくような、そんな感じ。
Shing!Shine!Smile!のc/w曲であるからそれはそうなのかもしれないけど、このタイミングで歌われることに意味があるんだって思いました。
『みんなで叶える物語』→『私を叶える物語』。それを表現するように歌唱メンバー以外もそれぞれの『動き』があって。でもだいじなのは『繋がり』であることを感じたのがこの曲でした。だからこそ名前呼び合う””ように””なんだって。
そして聞いたことがないけど知っている音。
『私のSymphony ~WE WELL!! ver.~』でひっくり返りました。とてもsymphonicなサウンドにアレンジされていて、9人になったからこそより強くなった『私を叶える物語』。パート分け、ステージ上でのそれぞれのメンバーの動き、感情、想い、全てがこの曲に詰まっていたように感じて泣きました。
前から言ってますが『みんなで叶える物語』の先に『私を叶える物語』があると思ってるんですけど、まさにそれだったんじゃないかと。
19.未来の音が聴こえる
優勝曲の貫禄。Liella!の集大成としてのステージはあまりにもその想いが強くて。
間違いなくあの会場には『風』が吹いていた。というか少なくとも自分は風を感じた。Liella!が自らの在り方を証明して、自分達の未来を描いたこの曲はあの会場に風を起こしていたんじゃ無いかと感じられました。
特に落ちサビのかのんソロは正しく『集大成』を感じる歌唱だったし、Liella!のこれからを全員で始めようとする力強さを感じて本当に最高のステージでした。
星空を表現したバックモニターも、虹色に輝くステージも階段も。曲の中でそれぞれの場面で変わっていく様がLiella!のこれまでの歩み(過去)とラブライブ!のステージ(イマ)とこの先の夢(未来)を表現しているように感じましたね。
20.追いかける夢の先で
『夢』を叶えたLiella!を目の当たりにした直後のこの曲。Liella!として追いかけたラブライブ!優勝という『夢』の先にある『私を叶える物語』、或いは『みんなで笑いあう』という夢の先にあるものがLiella!にとっての原動力だったのだと感じました。
それは『L』を掲げてその先を見ているという振りからも感じられたことでした。
だからあの瞬間は『痛み』じゃなくて『希望』にフォーカスされていた気がするし、Liella!にとっての新たなスタートにも思えました。
それに、『夢』って言葉が11話でフォーカスされてより重みを増しているからこそ、Liella!が大事にしているものにも思えたし、その中で『楽しい』を大事にしているのがあの笑顔から、会場の雰囲気からも伝わってきた気がします。
EN1.水しぶきのサイン
幕間で2ndライブ後からこれまでの半年歩みを振り返りVTRが流れました。半年...半年...半年!?もう半年?って気持ちとたった半年?って気持ちがあったんですけど。
その瞬間を生きるのがスクールアイドルで、それぞれの瞬間が大切だからこそ、ユニゾンって曲が大切だと思うし、それは水しぶきのサインって曲にもその『瞬間の大切さ』は詰まってるんだと思います。
水しぶきのサインって曲名からもその刹那性は感じられるんですが、ライブっていう瞬間だからこそより『いましか見れない宝物』なんだって感じられました。
溶けきった氷も真っ赤な舌も
いましか見れない宝物
見逃しちゃだめだ「水しぶきのサイン」より
あとバックモニターの水しぶきのAR的なやつがとても印象的ですね。本当にその水しぶきが上がっているかのような演出で良かったです。
EN2.Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!
これは相当嬉しかったセトリのひとつで。1期生の曲(2期生加入前の曲)に2期生が入って9人で歌ってくれるの最高でしたね。それも歌詞割りまでやってくれていて...最高です。なんというか、ここでやっと『純粋な盛り上がり』を感じましたね。アニメをなぞった本編とは全く違う空気になったあたり、この曲、というか1期曲の安心感がありましたね。
トロッコで可愛すぎた話は当然あるんですが、とにかく『楽しかった』です。会場の一体感ときたらこの曲が一番じゃないかと思うし、2期生との繋がりという意味でもとても良かったです。
EN3.Day1
声出しありのライブかな?w
イントロが流れた瞬間に会場内に叫び声が響き渡ってたの最高に面白かったですね。当然自分も叫んでましたけど(わざとじゃなくて不可抗力)
Day1にDay1聴けたのがとても良かったし、パート割り含めてこれも2期生と一緒に歌ってくれたのがとても嬉しかったなと。
歌詞割りで一番頭抱えたのは落ちサビのところ、5人ではすみれソロだったところがすみれソロから夏美とのデュオになるところ。考えた人天才過ぎるのでとりあえず追加でお金を払わせて欲しい。しかもペイトンさん、絵森さんの2人であることにも意味がありすぎるので最強です。
EN4.TO BE CONTINUED
この曲を最後に持ってきてくれたのは本当に良かった。
タイトルの通りこれから先も続いていくことを明確に歌ってくれるのが最後の曲としては満点回答だと個人的に思っていたので。
『僕の手を握りしめてよ』があまりにも印象的過ぎましたね...一般公募組で1番の時は伊達さん、落ちサビでは鈴原さんが””こちら側””に手を伸ばしてくるの、ずる過ぎます。まだ見ぬ3期生へ、そして私たちへ、『私を叶える物語』に誘うあの右手がスーパースター!!の真価だなって感じました。
ちなみに私自身が一番好きなところはきな子パートの『勇気出して叶えた奇跡』です。理由は過去形だから、彼女の事実だからですね。そこに鈴原希実さんというキャストの物語がのるのがあまりにも感情なんですよね...
ライブの最後にこれだけ盛り上がれるのって『楽しみ』を全面に出してるからこそだと感じたし、あくまでも通過点だということを感じられてこの先に対する期待値が更に上がって良かったです。
サビで一緒に振りをできるのも『繋がり』があって良いなと思いました。
おわりに
ということでLiella!3rdライブのレポートでした。
歌詞の話は言ったらいつでもできるしこの記事である必要はないので今回は特には触れていません。セトリの文脈とか歌詞の文脈とかもそうですね。演出とか振りとかそういうものもちょっとは触れたんですが、とにかくあの瞬間の会場の雰囲気とか自分の感じたこととか、そういうものを残しておきたくて書きました。このライブのメッセージ性だったり曲単体のメッセージ性の話はまたどこかでするかもしれませんが。
-----2023/2/21追記-----
こちらの記事に関してはありがたいことに検索からのアクセスが私の記事の中でも群を抜いて多いので、少しばかり追記しておきます。
この記事をご覧頂いている層がどんな層なのかは分かりかねますが、自分が行ってみて、他の人の感想を見たい方なのか、それとも気になっていて評判を見たい方なのか、いずれにせよ私は自信を持ってこのライブは最高のものだと、素晴らしいものだと、そして何より心動かされ、自分も何か、という気にさせられる、そんなライブだと言えます。
私自身はライブでは歌詞の意味だったりメッセージ性だったり、演出だったり、ライブだからこその文脈などにもかなり注目していて、そういう意味でも最高のライブだったと思いますが、単純なパフォーマンスという意味でもやはりLiella!は本当にレベルが高いと改めて感じました。そもそもの歌、ダンスの難しさ、キャストの歌唱力の高さや安定感や表現力、ダンスのキレや統一感、フォーメーションの美しさ、表情、ファンサービス、何よりもみんなかわいい...!などなど挙げだしたらキリがありませんが、何をとっても本当に素晴らしいので、とても楽しめるライブだと思います。
私自身はこの宮城Day1に加え、愛知Day1、大阪両日、東京両日と計6回3rdライブの現地に足を運びました。そしてそんな長くも短かった、3rdライブも千穐楽、Liella!にとって初めてのドームライブとなる埼玉、ベルーナドーム公演を残すのみとなりました。
いまもし、参加するかどうか迷っている人がいるならば、私なんかが言うのも烏滸がましいところではありますが、『全力で背中を押したい』と思います。きっとあなたにとって宝ものになります。彼女たちの輝きがあなたの心に響いてくると思います。Liella!の9人が、いや18人が、そしてマルガレーテを含む20人が、彼女達の物語と想い、そして私たちへのメッセージを沢山くれるものであるということは間違いありません。
楽しいを越えて
傷ついて知った
もっと楽しいって気持ち「Sing!Shine!Smile!」より
そして何よりも、東京公演のMCでキャストさんが話してくれたように、もう『いましか』参加できないんです、後から行っていれば良かったと思っても時間は戻ってきてはくれません。
待ちわびた日は ああ…すぐ終わっちゃうね
はやく次の約束しようはしゃぐみんなの声が空
きらめいて散っていくんだ
溶けきった氷も真っ赤な舌も
いましか見れない宝物
見逃しちゃだめだ「水しぶきのサイン」より
(もっとだよ!)
一瞬のときめきに
(Just moving on!!)
未来さえも 預けてみよう「TO BE CONTINUED」より
一度行った方も一度も行っていない方も、『いましか見れない宝物』を見逃さないように、『一瞬のときめきに 未来さえも預けて』みませんか?
私自身も両日現地参加が決まっております。9人のいましか見れない輝きを目に焼き付けたいと思います。そんな時間を一緒に過ごすことが出来たらとても素敵なことなんじゃないかなと心から思っています。
是非、そんな最高の時間と場所に、足を運んでみませんか?
夢みてるんだ ただ夢中さ
眠るのも忘れちゃうほど
好きに理由なんかいらないよ
気付いたんだ
なにも見えない夜が来ても
勇気だして笑ってみよう
その煌めきは伝わるはずさ
笑顔きらり
ほらみんなきらり「Sing!Shine!Smile!」より
そんな沢山の方と繋がれることを私自身も楽しみにしています。
もっとできる そうさできる
どうしようもなく高鳴るね
忘れないよ つながる嬉しさ
笑顔きらり
さあ君ときらり「Sing!Shine!Smile!」より
-----ここまで追記-----
とりあえず今回はこんな感じで締めたいと思います。読んでくださった方いればありがとうございました!年明け1月には毎週末(!?!?!?)ライブがありますし、まだまだ3rdライブは続いていくので楽しみましょう!!!
たぶん大晦日になると思いますが、1年を振り返る記事を出す予定なのでもしよければそちらもご覧いただけると嬉しいです!
それでは~