みなさんこんばんは、はりです。
※一部セトリネタバレがあるのでご注意ください。
いよいよLiella! 4th Live Tourが始まりましたね...!(もう半分過ぎてるが!?)千葉公演のKALEIDOSCORE、愛知公演のCatChu!とそれぞれのユニットの色が出ていて最高でしたね...
KALEIDOSCOREはしっとりと聴かせ、CatChu!はロックに、魂の歌声を聴かせる。そして次はいよいよ5yncri5e!が見られるのもとても楽しみなところです。さて、今回はユニットの話もしたいのですが、この4thライブで大好きになった、UNIVERSE!!の話をしていこうと思います。
このライブの中で最もライブ前とライブ後の印象が変わった曲であり、改めて歌詞の意味やライブで歌われることの意味なども感じたので、東京公演ではイベント情報が出るため、『現時点で』という表現にはなりますが、ツアーファイナルに向けて一度この曲の好きなところと、最後のライブへの期待みたいなものも書いておこうかなと思います。
はじめに
今回のライブではLiella!としては始めて最初から声出しができたナンバリングライブであり、Liella!の声と私たちの声、その意味がより大きく出たライブであったように思います。
また、「UNIVERSE!!=宇宙」これが今回のライブをもって一番感じたことでした。記憶が正しければ、千葉公演の最初には伊達さゆりさんが「みなさんも一緒に歌ってください」と言っていましたし、モニターには歌詞が表示されており、『一緒に歌うこと』に強く意味がある曲だったのかなという印象を持ちました。
色々な要素によってこの楽曲が特別なものになっている"気がする"ので、少しだけ書いていきたいと思います。
宇宙の広がり
UNIVERSE!!というタイトルはLiella!を象徴する、いや、ラブライブ!スーパースター!!を象徴するものになっています。
星々が輝く宇宙、それはLiella!という11人の星が輝く世界ではなくて、『私を叶える物語』を紡ぐ星々があって成立するものだと思います。だからこそCDで聴いていて心の底からしっくりくるものではなかった、つまりライブという『時間』『場所』で聴いて初めて響き、感動を生むものであった気がするのです。
みなさんが私の星だって思って歌いました。
ラブライブ!スーパースター!! Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~ 千葉公演Day1、LiyuuさんMCより
これは星屑クルージングについてのMCの時にLiyuuさんが仰ったことですが、これを聞いた時に私は感じました。『あぁ、ここにいるみんなが〝星〟なんだな』と。
ライブ会場という場所に集まった星達が響き合ってUNIVERSE!!というその瞬間だけの宇宙が完成する。一緒にあの楽曲を歌い、声と声を重ねることでひとつになることが出来るのが何よりもの魅力なのだと感じましたし、Liella!メンバーというひとつひとつの星、或いはLiella!という星座の観測者なのではなく、それぞれが〝星〟であり、星がたくさん集まって、広がっていくことで『宇宙』をタイトルに掲げるUNIVERSE!!という曲が完成したように思えたのです。
声と声重ねるたび ひとつになる想い
命キラキラ光って 笑顔がこぼれる
そんな当たり前のようで全部当たり前じゃない宇宙を
一緒に創ってくよ 煌めかせるんだUNIVERSE!!「UNIVERSE!!」より
そう、〝一緒に〟創ってくんですよね。こうやってひとつの場所で繋がることも、勿論離れていても繋がっていることも、当たり前なことではない。一緒に創ることで初めて宇宙は煌めいていくのだと改めて感じました。
また、3rdライブツアー千秋楽では声出しが出来ましたが、あの時の声出しと今回の声出しは違う意味があるんじゃないかともこの時に思ったんです。
今僕らを隔てるものはなにもない!
「UNIVERSE!!」より
ないない尽くしのLiella!が獲得したものから、Liella!と私たちを結ぶ、繋げるもうひとつの手段に変化したように感じられました。上に引用した通り、いまの僕〝ら〟を隔てるものはなにもなくて、更に強い結びをもたらしたことで、ラブライブ!スーパースター!!という星空が、宇宙がまた広がっていくのではないかと。きっとこの楽曲の『合唱』にはたくさんの想いが集まっていると思いますし、だからこそあの瞬間が愛おしく、かけがえのない瞬間になったのだと思います。
せーので!鳴らせばずっと終わらない
僕らのそうハピネス!「だから僕らは鳴らすんだ!」より
せーので叫んだ瞬間 確かに感じるでしょ
このてのひらに宿る温度も愛も「UNIVERSE!!」より
落ちサビ前の一瞬の静寂も、無限に広がる宇宙に響くLiella!と私たちの歌声のようにも感じられ、このUNIVERSE!!の広がりが感じられる瞬間でした。
-----以下9/13追記-----
Cメロ後の『wow wow wow wow…!!』のところについてもまた、『広がり』を感じることが出来ると思います。
1期生5人が歌い、2期生4人が歌い、3期生2人が歌い、そしてLiella!全員で歌う。これはまさにLiella!の歩みであると同時に、どのタイミングにもファンの声がある。それがLiella!とラブライブ!スーパースター!!のセカイの広がりではないでしょうか。
それぞれが『私を叶える物語』を奏で続けているからこそ、ひとりひとりが拳を突き上げる。1期生も2期生も3期生も。そしてLiella!も。これもまたUNIVERSE!!の真骨頂である気がするのです。
-----ここまで-----
不安と期待
もうひとつ改めてにはなりますが、ライブで聴いて感じたことがこの曲から感じる不安と期待です。(不安を歌った曲が好きという話はありますが、それはまた別の話)
憧れと同じだけ迷いを投げて
「UNIVERSE!!」より
一人では怖くても 君がいれば夢中になれる
「UNIVERSE!!」より
迷い、怖れ、これらの不安は新しいことに挑戦する時、常についてくるものだと思っています。
もうすぐ開くよ まだ名もないエピソード
(心が騒ぐね) ちょっと不安もあるよ「TO BE CONTINUED」より
TO BE CONTINUEDから始まるこのライブ。新しいことに挑戦するというコンセプトでもある(と思っている)4thライブにおいて、やっぱりこの不安はつきもの。だからこそUNIVERSE!!では歌うのでしょう、『君』に。
UNIVERSE!!では『君』という言葉が何回出てくるでしょう。
この楽曲では5回出てきます。全てこちらに呼び掛けてくるように。『君』の存在や声あるからLiella!と私たちは不安を抱えながら進んでいけるのだと思います。Liella!はココという時は常にこちら側に呼び掛けてきました。『始まりは君の空』も『START!! True dreams』も『未来は風のように』も『What a Wonderful Dream!!』も『追いかける夢の先で』も...
でも『UNIVERSE!!』はこちらの声を求めてくる。*1不安の拭えない、レールのない星空も、『君』と一緒ならどこへだって行ける。それがこの楽曲における『期待』なんじゃないかとライブに行って感じることが出来ました。
それは私達も同じなのではないかと思います。先述の通り、それぞれが星で、それぞれの『私を叶える物語』があるからこそ誰しもに不安がある。だけれど、Liella!という『君』が一緒だから乗り越えていける、少なくとも私はそうです。
この楽曲の合唱で改めて、3rdライブのペイトンさんの『両想い』という言葉の素敵さを感じました。だからこそ私がこの曲をLiella!と一緒に合唱することにたくさんの喜びと意味がある、そう心の底から感じています。
おわりに
今回は『UNIVERSE!!という楽曲が大好きになった話』をしてきました。まだまだ書きたいことも感じたこともありますが、短い文章に詰めるということもやっていきたいので今回はこんな感じです。
UNIVERSE!!にはClub曲の側面があり、それもまた『みんなで叶える物語』のひとつでもあるなと歌詞を聴きながら感じますし、だからこそ『一緒に』という言葉や『君と』という言葉がが凄く素敵だなと思います。
さて、残り2公演となった4thライブですがLiella!と声で繋がることの喜びを改めて感じられたUNIVERSE!!という楽曲をより大切にしていきたいと思っています。
いよいよ明日は5yncri5e! edition!!!
最後まで全力で楽しんでいきます!!!
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました!
それでは武蔵野の森でお会いしましょう!
*1:『始まりは君の空』の「どんな夢か教えて」も近いものがありますが、これはまた別の話。