はりのラブライブ!メモ

ラブライブ!への『大好き』を叫ぶブログです

ユメと出会うために歌うよ~カウントダウンラブライブ感想~

 

 ちょっと遅くなりましたが...みなさん、あけましておめでとうございます!はりです!

 

 今年も当ブログ、そして中の人をどうぞよろしくお願いします。

 

 去る2021年12月31日、人生で最高の年越し、ぴあアリーナMMにて開催された、「LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 〜LIVE with a smile!〜」に現地参加させていただきました!

 

 ラブライブ!フェスに参加できていなかった私としては、3校合同ライブに参加できただけでもこれ以上ないくらい嬉しくて。あのラブライブ!フェスの代わりになるわけは勿論ないんですけど、もう第2回ラブライブ!フェスに行くくらいの気持ちでずっといたので本当に参加できて良かったです。

 今回こちらに参加しての感想、印象に残ったことなんかを備忘録としてまとめておきますので、お時間のある方は読んで頂けますと幸いです。

 とりあえず各グループ毎にまとめて書いていきます。

 

 その前にこの記事を開いていただいた方、ありがとうございます。長いです、とだけ言っておきます。

 

 それではいきましょう。

 

 

広がるスクールアイドルの世界

 まず開演前、まさかの衝撃の演出にいきなり涙を流してしまいました...

 

 聴こえてきたのはAqoursの曲でも虹ヶ咲の曲でもLiella!の曲でもなく、

僕らは今のなかで
Snow halation
SUNNY DAY SONG

 だったんですよね。(配信の方ではSUNNY DAY SONGのところからしか会場内の様子は映していませんでしたが)

 

 今回のライブを連番してくれた人もラブライブ!がずっと好きだった人で、かつ私とかなり似た境遇の人だったので一緒にこの喜びを分かち合えたのは本当に良かったです。

 何が嬉しいって、大好きなµ'sが『イマ』を一緒に生きているってことを仲間と共に感じられたことなんですよ。µ'sが大好きになったあの時から夢見ていたこと。それをこんな粋な計らいで夢を叶えてくれて感謝しかありませんでした。


 きっとµ'sの活動休止後にラブライブ!を好きになった人もたくさんいるであろうあの会場のみんなが、僕らは今のなかでの曲に合わせてブレードを振って、サビに入れば会場内が振りを一緒にやっていて...

 『僕らは今のなかで』という選曲について、ここでいう「僕ら」はµ'sは勿論、後輩スクールアイドル達、そして我々ファンも含むと思っていて。ラブライブ!が大好きな人全員で「今」の中で輝いている、そんな意味が感じられたんですね。

 

 何よりもラブライブ!シリーズプレゼンツと銘打って開催したライブにµ'sがいる。スクールアイドル達の祭典のようなライブの最初にµ'sがいてくれるこれが後輩達3グループが繋げたスクールアイドルの世界なんですよね。まさしく劇場版で穂乃果が言っていた、羽ばたいていったスクールアイドルの世界。

 

 しかもこのµ'sの後を継いだAqoursをはじめとした後輩達3グループがパフォーマンスをしようというところで

それでも見たいよ大きな夢は
ここにあるよ 始まったばかり

僕らは今のなかで」より

それぞれが好きなことで頑張れるなら
新しい(場所が)ゴールだね

僕らは今のなかで」より

 こう歌ってくれる。µ'sが切り拓いてきたラブライブ!という世界、価値観、概念があのライブには詰まっていたのでしょう。

 

 そして「Snow halation

 始まった瞬間興奮と同時に「もしかして""あの""景色が見れるのか?!」って。会場全体が一気に白からオレンジに変わる瞬間を見られたこと、そして自分が漸くそのひとつの光になることができたことが本当に嬉しかったですし、もうこの景色を見ることはできないと思っていましたが、諦めなければ叶うかもしれないんだなって思いました。

 

 最後にSUNNY DAY SONG

 これも僕らは今のなかでと同じ、本当に沢山の人がサビの振付を一緒にやっていたんですよ。µ'sが大好きで大好きで仕方ない私にとってこんな幸せなことはありません。

 

 µ'sの後を継いだスクールアイドル達と一緒に聴く「スクールアイドルの歌」

楽しいねこんな夢
えがおで喜び歌おうよ
それが始まりの合図
一歩ずつ君から 一歩ずつ僕から
どこかへ行きたい心のステップ

受けとめてあげるここで
最初は少しためらっても
受けとめる場所があるって
もっともっと知ってほしくなるよ…なるよ!

SUNNY DAY SONG
SUNNY DAY SONG 高く跳びあがれ
どんなことも乗り越えられる気がするよ
SUNNY DAY SONG
SUNNY DAY SONG 口ずさむ時は
明日への期待がふくらんでいい気持ち

SUNNY DAY Wow! Sun power!
SUNNY DAY Wow! Song power!

SUNNY DAY SONG」より

 Aqours、虹ヶ咲、Liella!と最高のスクールアイドル達が繋いだセカイがこうしてµ'sと私たちをも繋げてくれるそんな素晴らしい””繋がり””を感じられた瞬間だったので、開演前からスクールアイドルの世界でいまを生きられている喜びを存分に感じました。

 

 

 

新星Liella!

 開幕はどのグループか、どの曲が来るのか、というワクワクの中見えてきたのは「始まりは君の空」の衣装でした。

 実は筆者は生でLiella!を見るのは今回がだったという話があります(?)

 

 残念ながら応募した群馬、愛知、千葉、東京は全て落選しており、宮城公演1日目、東京追加公演2日目が参加予定だったので、初Liella!が10都市20公演もある1stライブではなくここ、カウントダウンライブなのも何かの縁なのかなと思っています。

 

 3校合同ライブでLiella!が最初に出てくるの、かなり凄い事です(それはそうなんですが...)

 

 フェスでは3グループの先頭に立って走ってたAqoursがトップを務めたわけなんですけど、今回は1stライブから10都市20公演というとんでもないことをやっているLiella!。だからこその勢いをとても感じましたし、先輩達にも負けないという意志すら感じる圧巻のパフォーマンスでした。

 歌唱、ダンス、表情、...何をとっても本当にかっこよくて、かわいくて。

 

 Liella!が大好きな先輩たちと同じ舞台に立って一番でパフォーマンスをする、凄く感慨深いと同時にかっこいいなと。Liella!ちゃん、大きくなったなぁ(近所のおじいちゃん並感)

 

 始まりは君の空について少しだけ。

 「君」と入っているタイトルからも分かるんですが、この曲は絶対に相手が必要な曲なんですよね。3校合同でこの曲を歌う意味の一つはきっとLiella!にとっての”始まり”を歌うことなんだと思います。

 それはサビの歌詞にしっかりと歌われていますし、「君」という不特定多数*1を指す表現がLiella!にとっての始まりの意味の大きさを歌っているんですよね。

 

始まりは君の空
空に描くのは どんな どんな夢か教えて
星に願うまえに 語りあってみようよ
トキメキを分かちあいたいよ

「始まりは君の空」より

始まりたい僕の夢
君へ伝えよう 聞いて 聞いて欲しくなったよ
星の光よりも小さな輝きだけど
いつか大きくなる気がして

「始まりは君の空」より

 

 この後虹ヶ咲、Aqours、ミニコーナーを挟んでのLiella!パート。

 

1.START!! True dreams
2.だから僕らは鳴らすんだ!
3.ノンフィクション!!
4.Day1
5.私のSymphony
6.Starlight Prologue

 

 1,2曲目はセトリ的には予想通り、パフォーマンス的には予想の遥か上

 何がヤバいってノンフィクション!!からの4曲なんですよ。これは勿論後から分かることなんですが、あの会場で行われていたのは

 

 「ラブライブ!

 

 だったんですよね。

 

 TVアニメ1期、地区予選で披露されたノンフィクション!!。これそもそもなんですが、ラブライブ!の大会が目の前で行われているっていうこと自体、我々ファンにとってラブライブ!という大会が「ノンフィクション!!」になってるのが本当に凄くて。

 

 更にそこからDay1というある側面においてはアンセムとも言える歌詞を持った最強の曲を歌う。

遅すぎるなんてない
不可能なんてない
いつだって 思い立ったらその日が始まりの Day1

「Day1」より

 やっぱりこの歌詞が一番自分にも刺さっています。何故刺さるかというと自分は勿論、きっとあの会場にいた誰もがどこかで感じたことのあることだからなんです。

 

 前にも書きましたが、ラブライブ!が好きだったんですが私が初めてライブに参加したのはつい去年のこと、虹ヶ咲3rdです。µ’sが大好きだったのにフェスにも行けず、今日この日もそう、Liella!の18公演行けておらず。

 

 これ以外にも最近ラブライブ!ハマったって人、再燃したって人、3グループのうち1グループだけ追ってるって人、色んな人が色んな想いを持って参加しているライブにおいてLiella!がこの歌詞を歌うことって凄く意味があったんだと思います。

 この曲が始まった瞬間に声出し禁止ながらみんなの声がかなり漏れていてざわついていましたし、初めてLiella!を見た私としては会場内の空気が一気に変わったのもとても印象的でした。

 

 

 そして私のSymphonyというラブライブ!スーパースター!!を、Liella!を、「私を叶える物語」を象徴する楽曲を5人全員で歌い上げた。でもスーパースター!!のキャストはみんなµ’s、Aqours、虹ヶ咲。つまりは『ラブライブ!』が好きだった1ファンなんですよね。

 その5人が私を叶える物語の象徴の楽曲を披露するのは最高に熱かったです。それもAqours、虹ヶ咲と同じステージに立っている。

幕があがる ここから先は
胸に描いてたステージ

「私のSymphony」より

 

 だからきっとキャストの皆さんはまさにこんな気持ちで舞台に立っていたんじゃないかって感じられる。

グズグズしてた過去に
メッセージを送れるのなら
「今は楽しいよ」って言いたい!
だってこんなに高鳴ってるよ

「私のSymphony」より

 

 それと先輩の前で歌うこの曲で一番意味が変わってくるのがこれなのかなともちょっと感じられて。きっといつだって憧れの先輩達だったと思うんですよね。そんな姿は今はこう見えている、Liella!にとって大きな大きな経験となった、そんなライブだったはずです。

なんでもできそうなあの子も
いつも笑い絶やさないあの子も
迷いながら 戸惑いながら
きっと夢をみてる

「私のSymphony」より

 

 ところでしれっと原曲ver.披露されてるんですけど...

 有観客では実はこれが初めてでしたが1番の歌詞も全員で歌う意味ってやっぱり大きいなと思いました。と同時にStarlinesで披露されているものとは背景が全く違うので極端に言えば別の曲、くらいのものでしたね。

 

 11話ver.にも良さがあるように、原曲ver.にも良さがある。

 ここで改めて原曲の方を聴けてとても良かったですし、Liella!にとっても披露出来たことに意味があるんじゃないかと思います。

 

 

 最後はラブライブ!東京大会の勝負曲。「Starlight Prologue」

 

 私を叶える物語の象徴の曲の直後に歌ったこの曲は正しく全ての物語の序章(プロローグ)になる、そんな曲であり、パフォーマンスでした。落ちさびラストの伊達さゆりさんソロの「君と煌めきを描くよ」の歌唱には鳥肌止まらなかったですね。(歌唱力高すぎる...)

 Liella!がこのステージで披露した、”第2の始まりの曲”だったんじゃないかなと、私はは思いました。

 

 そもそもなんですが、これまで毎週ライブをやってきて、しかも2daysで。それが1日、6曲だけ、となった時の彼女たちのパフォーマンスの爆発力は凄まじかったです。終始圧倒されるようなパフォーマンスでしたし、こんなにパフォーマンスで魅了できるのはLiella!としての強さだなと感じました。何て言うんでしょう、アイドルであると同時にアーティストというような、そんなステージのクオリティに驚かされましたね。

 

 そんな新星Liella!がこれからどんな道を進んでいくのか、どんなスクールアイドルになっていくのか、楽しみで楽しみで仕方ありません。

 

 

 

色とりどりの ―

 虹ヶ咲は初めての12人体制でのパフォーマンスでした。

 

 ステージの話前にメンバー紹介が1stライブの音源だったの、とっても嬉しかったですね...1stには行けてないんですが、あの入場音が好きなのでそれをここで回収できたのも予想外でした。

 


 まず最初に披露した楽曲は「TOKIMEKI Runners」。

 Liella!の勢いのあるパフォーマンスとは打って変わって良い意味で安定感のある、でもやっぱり最高に"楽しい"のが虹ヶ咲のライブの魅力なんだと改めて感じました。また、会場の一体からは彼女たちの歩んできた"道"を感じました。

 

 開幕で各グループが1曲ずつ歌ったわけですが、虹ヶ咲がこの曲を歌うのは"始まりの歌"という側面よりも虹ヶ咲の在り方の強調という側面が強いように感じました。12人体制で初のパフォーマンスでも変わらず虹ヶ咲は虹ヶ咲の道を行く。Liella!、Aqoursはグループなので同じ衣装。虹ヶ咲のその衣装は勿論バラバラ、でもそれぞれのカタチと色があって、気持ちが同じ方向に向かっていくから虹が咲く。

 

 そんなそれぞれのやり方を強調、尊重するというのが本当に好きなんですよね。

 

 そして虹ヶ咲パートではソロ曲をやってくれたのが先ず何よりも良かったし嬉しかったです虹ヶ咲は他の2グループとは違う*2、一番の虹ヶ咲らしさを観ることが出来たのが良かったです。きっとラブライブ!シリーズのファンではなく、Aqoursのファンも来ているだろうし、Liella!のファンもいたはず。だからこそ虹ヶ咲にしか出せない色、カタチを改めてここで示すことってきっと大きな意味があったんじゃないかなと思います。

 

 虹ヶ咲はLiella!とAqoursの間で登場したんですよね。Liella!のところで触れましたが、Liella!、Aqoursの2校によるラブライブ!大会があの場所では行われていたんです。その間で虹ヶ咲が12色の色を輝かせること、それぞれの大好きを叫ぶこと、ここに虹ヶ咲の真骨頂を見た気がして。

 まさに

ラブライブ!なんか出なくて良い!」

TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第3話「大好きを叫ぶ」より

 これなんじゃないかって。

 

 一つの色にまとまらずにそれぞれがやりたいことを叶える虹ヶ咲だからこそLiella!、Aqoursの間にやることに意味があったのでしょう。

 

 

 

 個人的にはここでMELODYを聴けたのが嬉しすぎましたMELODYの感想はここでは書かないんですが...ステージに立って大好きを叫んでくれる、ただそれだけで自分にとっては大きな存在。きっとせつ菜ちゃんがあのステージで叫んだ大好きはAqours、Liella!のファンにも届いたでしょう。ともりさんの体調が心配されるところではありますが、お身体を一番に、これからも優木せつ菜ちゃんとしての姿をたくさん見たいですね。

 

開花宣言
決意の光
オードリー
めっちゃGoing!
MELODY
Märchen Star
☆ワンダーランド☆
ドキピポ☆エモーション
Fire Bird
哀温ノ詩
I'm still
QueenDom

L!L!L! (Love the Life We Live)

 


 それにしてもショートver.とはいえそれぞれのメンバーの色を前面に出せる、最高の選曲だったように思います。というのも何回も書いてますが、虹ヶ咲をほとんど見ていない、という人もきっといるであろうライブなんです。だからそれぞれのソロアイドルが魅せる世界観が特に象徴された楽曲達だったんじゃないでしょうか。勿論「フェス」という側面も強いライブなので曲調的にもやはり意識されていそうではありますが。

 

 果林さんがWishではなくFire Birdだったあたりとか、愛さんが友 & 愛ではなくめっちゃGoing!!だったのとかですね。(※個人的な感想ですが)

 

 個別には触れませんが、改めてなんで自分は虹ヶ咲が好きなのか、それを感じさせてくれた気がします。それぞれのカタチ、それぞれの色を大切にする。そんな虹ヶ咲の魅力を最大限引き出したライブだったかなと思います。

 

 

 

先輩としてのこたえと決意

 そして最後に登場したのが、Aqours

 ここまで来たら正直「君のこころは輝いてるかい?」だと思っていました。でも暗転の中ステージが上がってきた時に見えた衣装は違っていて。

 

 「DREAMY COLOR」

 

 あの姿、誇張抜きに世界一カッコよかった

 

 Aqours始まりの歌として歌ったのがDREAMY COLORだったということ。これもこれだけで1本の記事になるくらいには書けるのでここでは省略しますが、DREAMY CONCERTでも君のこころは輝いてるかい?を披露しなかったように今のAqoursにとってはDREAMY COLORが新たな始まりの歌なんだと感じます。

 

 ラブライブ!シリーズを背負ってきた、色んな壁を乗り越えてきた、走り抜けてきた月日。前日に2年半ぶりにワンマンライブを行った彼女らが乗り越えてきたものはこのカウントダウンライブの舞台でもひしひしと感じました。虹ヶ咲、Liella!と比べてではなく、Aqoursから感じたものはとんでもないくらい大きかった。

 

 ラブライブ!シリーズのAqoursとしての姿Aqoursが大好きで良かった、Aqoursを応援してきて良かった、そうあの瞬間に感じるくらいには嬉しかったですね。

 

 そして虹ヶ咲の後を継いだAqoursパート。

 

 あろうことかメンバー紹介がWATER BLUE NEW WORLDの衣装だったんですよね笑(もはや笑うしかない)

 

 この瞬間、連番者としばらく顔を見合わせて動けなかったです、本当に。大好きなMain theme of Lovelive! Sunshine!!が始まって、ワクワクしていたところにあり得ないほどの大きな衝撃がありました。

 

 そしてステージに上がったAqoursは本当にWATER BLUE NEW WORLDの衣装を着ていて...それが見えた瞬間気付いたら連番者と握手してましたね...

 

 機会があれば別記事でこの曲に対する想いは綴ろうかなと思いますが、私にとってもそして連番者にとっても本当に心の底から大切にしている曲。それをこのライブで一緒に聴くことができたのはそれなりに長いラブライブ!人生の中でも本当に幸せだったなって。

 

 私はあの瞬間をココロに刻んできた。Aqoursが後輩達の目の前で見せる最強のラブライブ!決勝の楽曲を。Liella!がStarlight Prologueという満を持して歌った地区予選の勝負曲を見せられた直後に、ラブライブ!で優勝したAqoursの集大成を。

 何よりも、Aqoursが足掻いて足掻いて足掻きまくって作りあげた、それぞれのメンバーが想いを込めた『イマ』のステージを。自分にとっては夢にまで見た景色だったんです。Aqoursが会場を青に染め上げるあの景色が。

 

 2年間の悔しさを持って臨んだこの2021年最後のライブであの景色を見せてくれたことに感謝しかありません。でもだからこそこのWATER BLUE NEW WORLDという特別な曲を、特別な衣装を着て、披露してくれたんだと思います。

 更に青空Jumping Heartまでも披露されて。きっとAqoursがあの舞台で行った証明、後輩達へのメッセージなんですよね。まだまだAqoursは走り続ける、Aqoursの強さとこれからも挑戦し続ける意志。易い表現だけれど、やっぱりAqoursって凄いんだなって思わされました。

 

 『未来の僕らは知ってるよこれが意味することは、後輩達へのメッセージとしての側面は勿論。カウントダウンライブだからこその

本気をぶつけ合って
手に入れよう 未来を

未来の僕らは知ってるよ」より

 なんじゃないかなと。感じました。

 

 悔しい想いをたくさんしてきた1年間。そんな年を過ごしてきて、最後の3日間でAqoursAqoursとして帰ってきた。壁にぶつかったから、だから改めて「"本気"をぶつけることで壁を乗り越え、その壁の向こうにある未来を手にすることができる」と、そんなメッセージを伝えてくれたのだと思うのです。

 

 そしてこの帰ってきたAqoursと、1年間走ってきた2グループのスクールアイドル達と一緒に3校合同ライブで

 

「I live, I live Love Live! days!!」

 

 これを叫ぶことにこの上ない大きさの喜び感動心の片隅にほんのわずかな安心感があるのだと、そう感じました。Aqours、まだまだ走り続けるところが見たいし、その背中を追いかけ続けたいなと、改めてそう思わされました。

 

 

 

スクールアイドルのメッセージと決意

 いよいよ大詰め、ANNのタイアップソング3曲の披露。あの曲たちは『ラジオ』が基になっているため、伝える、届ける、というテーマで歌詞が紡がれています。

 

 そして3グループそれぞれの特徴が出た曲、歌詞になっているんですが、このライブにおいてはスクールアイドル達のメッセージとしての意味合いが大きかったです。各グループにとっての曲であり、スクールアイドルとしての曲である、というのが今回聴いて感じたことなんですよね。

 

 Liella!のShooting Voice!!、虹ヶ咲のミラクル!STAY TUNE、Aqoursのnot ALONE not HITORI。

 

 Liella!は”これから”

 虹ヶ咲は”いま”

 Aqours”これまで”

 

 を歌ってるんじゃないかと。

 

 勿論これだけ、というわけではなくて、当たり前ですが、彼女たちはスクールアイドルなので"いま"と”これから”について歌っているのは大前提です。それでもそれぞれが歩んできた道はまさにこの曲に詰め込まれている。だからそれぞれのカタチ、色をメッセージとして私は受け取れたんですよね。

 

 歌詞をちゃんと読んでみるとわかるんですが、Shooting Voice!!は「○○したい」「○○する」「○○しよう」「○○できる」という文脈の歌詞が多いです。

 つまりは未来のことを歌う歌。

 

 ミラクル!STAY TUNEはそれこそ「歌い明かそう」「踊り明かそう」であったり「この仲間」「いつも一緒」という言葉からいままさにトキメキを感じて、一緒に楽しんでいるというような歌詞になっています。

 

 not ALONE not HITORIはAqoursのこれまで、特に会えなかったこの2年間のことを感じさせる歌詞が多いです。だからこそこれまでのAqoursの想いを伝えたうえで”これから”どうしたいか、どうするかを歌ってくれている。

 

 こうしてそれぞれのグループの想いがあって、そしてまたこれからも私たちに「届けて」「伝えて」くれる、そんなことを年末のこの日に歌ってくれたことが何よりも嬉しかったですね。

 

 そして迎える2022年へのカウントダウン。

 最高のスクールアイドル達と、最高の仲間達と迎えるその瞬間は、私にとって間違いなく人生で一番の年越しでした。

 

 そして年越しして2022年幕開けの曲は勿論これ、

 

 「LIVE with a smile!」

 

 これも感じたこと、受け取ったことは色々あるんですが、一番大きなインプレッションはここでした。

輝きが生まれた あの季節を
僕たちはずっと走ってる
いつまでもいつでも伝えたくて
想いはひとつ 歌い続けようもっと!

「LIVE with a smile!」より

 スクールアイドルが走り続ける道。

 

 ”いま”を走るスクールアイドルだからこその歌詞ですし、スクールアイドルがもっともっと大きく羽ばたいていく、そんな期待を感じずにはいられませんでした。しかも””ずっと””なのが本当に嬉しくて、スクールアイドルが走り続けるからこそ一緒に走っていけるんですよね、私たちは。

 そんな歌を2022年の一番最初に聴けたのが最高でした。これからのラブライブ!がより楽しみになる、そんな曲。

 

 P.S.落ちサビのLoveLive!ロゴに向かうとこの演出が最高すぎました。千歌ちゃんだからこそあの『LoveLive!』に向き合えるし、歩夢ちゃんだから向き合う必要がないし、かのんちゃんだからまだ向き合えない。『LoveLive!』が何たるか、そして各グループのスタンスと『いま』をあの演出に全て盛り込むのが本当に素晴らしかったです。

 

 

 

おわりに

 ということでまったくまとまりのない、いつもの記事で2022年も始まってしまいました。ちなみにこの記事、歌詞をたくさん引用させていただいています。というのも歌詞にはスクールアイドル達の想いが詰まっているからですね。

 

 ラブライブ!シリーズとして作り上げたライブだったように感じますし、各グループにとっても刺激し合えたライブだったと思います。””イマ””のラブライブ!のカタチがあのライブでは明確に見えました。3グループのスクールアイドルが集まったあの場所だからこそ見えたカタチ。

 

 そして2022年の最初に歌った曲でスクールアイドル達は明確に歌う意味をこう定義しました。

ユメと出会うために歌うよ

「LIVE with a smile!」より

 彼女らが歌うのはいつだってそう、ユメと出会う”ため”。ユメを叶えるためじゃなくてユメと出会うため

 

 これはLIVE with a smile!を購入された方であればご存じだと思いますが、CDの帯に書かれている言葉なんですよね。(買ったけど覚えてないよって方は是非確認してみてください。)これまでもたくさんのユメと出会ってきて、それを叶えるために走って、その夢が叶った時には、そのたびにみんなで喜んで、最高の景色をみて、でもまたユメと出会うために歌うんです。

 

 それはユメと出会って、みんなで叶えてもそこがゴールじゃないから

 じゃあどこがゴールなのか、私の中の答えは勿論こう。

それぞれが好きなことで頑張れるなら
新しい(場所が)ゴールだね

僕らは今のなかで」より

 そして「夢を叶えたところがゴールじゃない」ということは新しく生まれた概念ではないのはµ'sが、そしてAqoursも、虹ヶ咲も教えてくれています。そしてきっと””まだ””夢を叶えていないこれからのLiella!も。

だから叶った夢の先は あたらしい夢
探しに行こう
君の目が ああトキメキを待ってる
もちろん僕らも、だよ!

「ホップ・ステップ・ワーイ!」より

行こう!(行こう!)
あの 虹の先で
奇跡が待ってる!

「夢がここからはじまるよ」より

 

 彼女らが、勿論私たちも生きているのは、”いま”。いままさに輝きと生きてるんですよ。輝きと生きるというのはどういうことか、それはいまこの瞬間を全力で生きること、足掻くこと。

輝きと生きてる いま生きてる
僕たちのユメとキセキ
どこまでもどこでも追いかけたい
想いはおなじ 歌い続けよう

「LIVE with a smile!」より

 まさしく「僕らは今のなかで」なんですよね。

 

 µ’sが開演前に歌ってくれた曲はいまを輝くスクールアイドル達にとっても強い強い繋がりがある、これが本当に嬉しいんです。

 

 繋がってるのはこれもそう。

希望の太陽が 明日の星たちを照らすように
Ah セカイは繋がってる

「LIVE with a smile!」より

 希望の太陽⇒SUNNY DAY SONGなんですよね。

 セカイは繋がってること、今回のライブで本当にたくさん感じました。

 

 ちょっと話がそれましたが...いまを輝くスクールアイドル達は今年も歌ってくれる。ユメと出会うために。私自身もそんなスクールアイドル達とともにたくさんのユメと出会えるように、一緒にかなえていけるように。

 

 「みんなで叶える物語」

 

 各グループのこれからの展開、活動にも目が離せないですし、全力で追いかけたい。そして何よりスクールアイドル達に全力のありがとうを届けたい。声が出せなくてイマは直接届けることはできないけど、今ここで全力のありがとうを。

 

 本当にありがとう。

 

 

  とにかく人生で一番の年越しを迎えることができたのが何よりも嬉しいですし、2022年もラブライブ!と、スクールアイドルとともに駆け抜けていきたですね。

 

 今回はこのあたりで、それでは本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

*1:Aqours、虹ヶ咲、ファン...

*2:もっと言えばµ'sとも