はりのラブライブ!メモ

ラブライブ!への『大好き』を叫ぶブログです

ここがLiella!の『START!! True dreams』 ~Liella!1stライブツアー 東京追加公演感想~

 

 みなさんこんばんは、はりです。

 

 早速本題ですが、今回はラブライブ!スーパースター!!Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~東京追加公演に参加しての感想をつらつらと綴っていこうかなと思います。

画像

 

 まず私が1stライブの中で現地参加したのは仙台1日目、そして東京追加公演2日目の計2公演。

 

 もう、本当に最高のライブでした...

 何が良かったのかな、と考えてみたんですが一番はキャストさんの気持ちがビシビシ伝わってきたところかなと、個人的には感じましたね。

 

 このプロジェクトのキャスト発表当初から、もっと言えばプロジェクト発表当初からスーパースター!!の本気度を感じていただけに、あのステージから感じるものは大きかったのかもしれません。

f:id:ynhk:20220318171403j:plain

ラブライブ!公式Twitterより)

 

 色々と思うところはあるんですが、とりあえず今回は東京追加公演2日目について書いきます。

 

 ちなみに今回は曲に関することだったり、演出に関することは一切ないです。感じたこと、考えたことを簡単にまとめておきます。

 一応書いておきますがアーカイブは見ずにこれを書いております。

 

 ではいきましょう!

 

 

はじめに

 今回のライブ、一番感じたのが、「始まり」でした。

 

 宮城公演、つまり千秋楽ですが1日目現地、2日目は配信という形で参加していました。私自身宮城公演から感じたのは1stライブツアーの「区切り」だったんですよね。

 

 2日目の最後にDepartureを歌って締めたように、歩んできた10都市20公演の確かな軌跡を刻んだうえで、「新たな旅に出よう」と歌ったLiella!は間違いなくあの時新たなスタートを切ったんです。

 

 それは全く間違いないんですが、東京公演でより強く始まりを感じたのは、キャストさんの気持ち、そしてここまではあくまで通過点であるということなのかなと思います。宮城公演ではやっぱり20公演完走してきたことに対する想いがあったはずですよね。いきなり10都市20公演を回るツアー、不安もたくさんあったはずで。

 実際にアンコール前の幕間ではそういった言葉も聞かれました。

 

 それをやりきった、そしてファンもそれを温かい拍手と温かい気持ちで最後の公演を見届ける、そんな空間だったからこそ一つの「区切り」としての印象が強かったように感じました。

 

 「この街でいまキミと」で各地で写真を撮って残してきたファンとの思い出の数々、そして千秋楽で語ったキャストから担当メンバーへの想い。ツアーファイナルとして、20公演を経て大きくなったLiella!を感じるような素晴らしい千秋楽でした。

 ということでタイトルを見ても分かるように今回のライブから感じた『START』に焦点を当てて記事を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

 

みんなの笑顔

 一方で今回の東京追加公演。

 そもそもこれまでにない、大きな会場でのライブとなりました。*1大きな会場でやる意味って、きっとこれまでたくさんの地でライブをしてきたことファンの輪の広がりを確認する、ということもあると思うんです。

 

 ツアーでは北は北海道、南は九州まで、全ての地方にLiella!自身が会いに行ったライブ見せに行ったライブだったんですよね。東北も、関東も、北陸も、東海も、関西も、四国も、九州も ―。

 だから今回は大きな会場で、Liella!の地元、東京という場所に集まってファンとの繋がりを確認するようなライブという側面も強かったように感じます。

 

 ツアーを通して出会ったたくさんのファンとともに1stライブを締めくくる、あるいは群馬公演からはもっともっと「大きな○になった」ことを確認する、そして新たなスタートを切る、そんな想いがあるのでしょう。

 岬なこさんだったでしょうか、MCでそういった言葉もありましたね。

 

 20公演やりきった強さ、自信、追加公演という本来なかったはずの公演...色々な要素があるかと思いますが、今回のライブは本当に『笑顔に溢れたライブ』だったなぁ、と振り返ってみると感じます。

 

 1日目の伊達さゆりさんのMCで「次会えるのが1ヶ月後で期間が空くのが寂しい」、というようなことを仰ったんですよね。

 

 

 

 

 次のライブまで2ヶ月って長くはないんですよ笑

 

 

 

 

 長く”は”ないんですよね。*2これまで2ヶ月間毎週毎週ライブをやってきた彼女たちにとっては2ヶ月はとても長く感じるのは納得なんですけど。笑

 

 でもそう感じるくらいにツアー当初感じていた不安は楽しみな気持ちに変わっているんです。確かペイトンさんだったと思いますが、「このステージが私たちの居場所になった」という言葉もありました。

 初めてのイベントだった始まりは君の空のリリースイベントからずっと無観客で、誰もいない客席を見てパフォーマンスをしてきたLiella!にとって、ステージが居場所になっていることがとても嬉しく、感慨深く思うんですよね。

 

 そんなLiella!だからこそたくさんのファンの前でパフォーマンスをすること、そしてみんなの笑顔を見ることがより特別に感じているでしょうし、それを分かっている自分もまたあの空間に喜びを感じました。

 

 

 

Liella!と繋がるShooting Voice!!

 そして印象的だった曲がShooting Voice!!LIVE with a smile!ですね。この2曲以外はほとんどが1stライブツアーで組んできたセトリと同じでした。逆に言えば追加公演の意味やメッセージはこの2曲に多く詰まっているんじゃないでしょうか。

 

 Shooting Voice!!は1日目のMCが印象的だったんですが、10都市も回ってきたLiella!がそのツアーの最後に歌う曲としては最高の曲だったと思います。

 

 伊達さんがMCで「離れていても繋がっています」と仰ったように、たくさんの思い出たちが会うことができない2ヶ月間の””時間””を繋げてくれるし、追加公演でLiella!がこの曲を歌うことで10都市という””場所””を繋げてくれる。

今夜伝えあおう
私とキミの声いくつもの街こえて

「Shooting Voice!!」より

 

 まさしく「いくつもの街こえて」Liella!と私たちは繋がることができる。10都市回ってきて、各地のファンと繋がってきたLiella!だからこその歌詞ですよね。

 また「伝えあう」という双方向への矢印があるのがこれまでLiella!が創り上げてきた繋がりなのでしょう。こういったメッセージからもLiella!が『繋がり』を大切にしているグループだということを感じられますね。だから寂しくなんてないよって、そう歌ってくれるし、キャストの皆さんのMCからも口々に寂しくなんてないと伝えてくれる。

ねえキミはいまどこにいるんだろう
ベッド?外?友達のとこかな?
どんな場所にいてもつながれるさ

「Shooting Voice!!」より

 いまどこいるか分からない、でもツアーで結んできた10都市の星座の中に確かにその存在を感じられて、繋がれる。それを1stツアーの最後の公演でLiella!が気付いたこと、知ったこととしてこれを歌うのが本当に大きな意味のあることなんじゃないかと思います。

 

そしてこれってLiella!にとって大きな一歩だと思いませんか?

 

「想いを伝えたくても伝えられなかったツアー前(リリイベ~)」

「伝えたい想いをたくさんの場所へ伝えに行ったツアー」

「伝えられなくても想いは繋がっているツアーファイナル」

 

 言い換えるなら

「繋がっているのか分からない不安」

「繋がっていることを実感したツアー」

「繋がっていることが分かっているいま」

 

 そんなLiella!の成長と経験がこの曲には詰まっていたんだと思います。

会えない日が続いても(とおくても)
想いあえば ぴゅーんと(届く!)
だからみんな分かちあいたい
(そうだ!)(いまを)(声に) 乗せよう!

「Shooting Voice!!」より

 会えなくても想いは届くことをもう知っている、だから”いま””を声に乗せて届ける

 

いつも
近くに感じてる キミのこと
もっともっとハートとハート結ぼう

「Shooting Voice!!」より

 もうLiella!とファンは繋がっているから近くに感じている

 

 Shooting Voice!!という曲が本当に好きになりましたし、改めてこの曲があるからこそLiella!と私たちは繋がっていられる、そんなことを感じました。ライブが終わってからも最近はずっとこの曲を聴いていますが、とても大切な曲になった気がしますね。

 2ndライブも2ヶ月後には始まりますが、またライブでこの曲が聴けたときには改めてそんな『繋がり』を感じられたらうれしいなと思います。

 

 

 

約束のLIVE with a smile!

 「笑顔」

 

 こうMCで強調したのが伊達さんでした。

 

 「歌でみんなを笑顔できる人になりたい」

 

 これは伊達さんがスーパースター!!のオーディションで語った言葉です。そして澁谷かのんの『夢』でもあります。そんな伊達さんが次また会える日まで笑顔でいましょう、ということを繰り返し私たちに伝えてくれました。

 

 最後のMC、

「今日楽しかったですか?」
  
(拍手)
「ありがとうございます!
 私はみなさんの笑顔が大好きです!!!
 聞きたかったことはこれだけです!」

 少し言葉は違うかもしれませんがMCでこう話してくれました。

 

 伊達さんにとって大きな夢の一つだったのが「みんなを笑顔に」だったんですが、最後の最後の公演でこのMC。それが本当に嬉しくて...

 

 まさに伊達さん自身がLIVE with a smile!を体現してくれていて、それを目の当たりにすることができたのは本当に良かったです。宮城から夢を追いかけて飛び出してきた少女の夢が一つ叶った瞬間だったんじゃないかって、勝手ながら思ったんです。

 

 だからこそ本当に嬉しかった。一般公募に応募してくれて、このプロジェクトに参加してくれて、本当にありがとうって、心から感じました。

 

 ちょっと話それましたが、LIVE with a smile!っていう曲はそもそもカウントダウンライブのテーマソングとして作られた曲ではあるんですが、あのライブ限定の曲にしなかったのは個人的には凄く良かったんじゃないかと思います。

 

 とはいえ、この曲を歌ってくれたのは良い意味で期待を裏切られました。最高の選曲だったと思います。ここの演出がどうとかこの歌詞がどうとか細かい話はたくさんあるんですが…

次の機会にまたお会いしましょう
それまで絶対に笑顔でいましょう!

 この言葉の後のこの曲がどれだけ嬉しかったか。

 そしてこの曲が来た時にLiella!にとってこの公演がまた新たなスタートなんだと感じました。この曲が始まりの曲、そして”いま”を歌う曲であるということは言うまでもありません。2022年はこの曲から始まったわけですし、この曲の歌詞がそのまま物語っています。

 

 カウントダウンライブについて書いた記事があるのでよろしければそっちも読んで頂けると嬉しいんですが。。。(隙あらば宣伝)

ynhk.hatenablog.com

 

 スクールアイドルはユメと出会うために歌うそれはつまり、今回のライブで既に夢がひとつ叶っていて、そしてまた新しいユメを見つけに行くためでもあるんです。

 

 それはペイトンさんがMCで語った「次のライブがまた夢の始まり」ということ、あるいはStarlight Prologueの前奏部の伊達さんの「これからも私たちのユメを探してください」という言葉とも繋がっていて。

 

 伊達さんを取り上げて少し書きたいんですが、伊達さんにとってのユメって「ライブでみんなと会いたい」とか「良いパフォーマンスを」とかもあるんですが、先ほど書いた通り「みんなを笑顔に」が一番強い想いとして持っていたと思うんです。*3

 

 それが一つの形として叶って、それを言葉にしてくれたのが今回の東京追加公演でした。

 

 

 ユメが叶ったから新しいユメを探しに行くんですよね。

 

 

 だから宮城公演ではなくて、東京追加公演が伊達さんにとって、そしてLiella!にとっての新しい始まりだったんじゃないかなと思うんです。もっと言うなら『目的地が明確な始まり』はこのライブなんじゃないかと。だって1stライブが今回で一区切りついて、始まりの歌を歌ってくれて、次の夢の話をしてくれたから。

 

 そんな始まりの歌、LIVE with a smile!を歌って笑顔であのツアーを締められたのは本当に最高だったなと思います。

 

 そしてLiella!と交わした約束。

 

 「次また笑顔で会う」

 

 この約束を絶対守りたいですし、Liella!のこれからの活動を追いかけて行きたいなと思います。

 

 

 

おわりに

 

 はい、結局だらだら書いてしまいましたが...

 

 ところでタイトル良い感じじゃないですか?(?)せめてタイトルくらいはそれっぽくカッコよくしたいじゃないですか。(???)ということで最後にタイトル回収をさせてください。

 

 今回のこのライブは、Liella!にとってのSTART!! True dreamsだったんじゃないかなと思ったんですね。ここまで書いてきた内容を全てひっくるめて全ての要素が集まってLiella!にとってのスタートとなるはずです。

 

 『本当の夢』はLiella!にとって何なのか、それは定義されない(しない)ことに意味があるんじゃないかと思います。それは歌うたびに更新されるものでもあるし、歌うたびに新たな夢が生まれるからでもあるし、歌うたびに夢を探しに行けるからなんじゃないでしょうか。

本当の夢は とまらないんだね
いま心が駆け出すんだ

「START!! True dreams」より

 だからこそLiella!の夢はここがスタートなんですよね。ここでは伊達さんをピックアップしましたが、それは他のキャストさんも一緒なんです。そして延いてはLiella!のスタートになるんだと思っています。

 

 この記事を読んでくれている人がもしいるなら、今一度START!! True dreamsの歌詞を読んでみて欲しいです。この東京公演で感じたインプレッションが、Liella!のこれからが、きっと歌詞にたくさん詰まっているはずです。

 そしていまならこれまでとはちょっと違った受け取り方もできるんじゃないかと思います。

スタートラインに立ったら
ゴールは遠く遠く
でもね キラリ輝く僕らの星(スター)
ときめきながら この手でつかもう
いつか僕らもなりたいよ 輝く最光星(スーパースター)

「START!! True dreams」より

 何かが終わればそこはまた別の何かのスタートラインになるんです。1stライブツアーのスタートラインに立った時はゴールは遠かったんですよね。でも今はもうライブツアーのゴール。だから次の新しいユメを探しに行かないといけないんです。それが彼女らにとって「ときめきながらこの手でつかむ」ことだから

 

 そしてこれだけの大きなことを成し遂げたLiella!が立つスタートライン。きっとそのゴールは遠く遠く離れている、でも「君とのスタート」を切ったからまたそのユメを叶えるために走っていくことになるんです。

 まだファンに直接会ったことのないところから始まったツアーはきっとフワッとしたユメだったと思います。それもこのライブツアーを経てきっとLiella!の視界ははっきりとしたはずです。

 

 そんなLiella!がこれから進んでいく道、どんな景色が見られるのかが楽しみで仕方ありません。

 でも、一旦は長い道のりを走り抜けてきたLiella!の皆さんに。

 

 最高のライブを本当にありがとうございました。

 そして本当にお疲れ様でした。

 

 とりあえずこの言葉を伝えたい、Liella!本当にありがとう。Liella!にとってファンは「ユメを探して欲しい」存在だし、ファンにとってLiella!は「ユメを見させて欲しい」存在。これが一緒に走っていくということなのかなと思います。「私を叶える物語」であると同時にこれが「みんなで叶える物語」なんですよね。

 

 だから最後はこれからどんな道を進んでいくのか楽しみなLiella!に対して、この歌詞を引用してこの記事を締めたいと思います。

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 それではまた!

 

Going the way
明日は何色に染まってゆくのだろう
果てしない希望があふれだす
キラキラ輝くセカイはきっと
まだ知らないはずむ鼓動
教えてくれる

「Starlight Prologue」より

 

*1:カウントダウンは大きな会場でしたが、ワンマンライブでは初でした

*2:DREAMY CONCERTで諏訪さんが語った「6thまで2ヶ月なんってあっという間だね」って、そう仰っていたつい2週間前のことを思い出したりもしました

*3:オーディションで言うくらいですし、その切り抜きとして公式が私たちファンに見せているくらいですからね