はりのラブライブ!メモ

ラブライブ!への『大好き』を叫ぶブログです

響かせる「私」

 

 皆さんこんばんは、はりです。

 

 割とお久しぶりですの記事になってしまいましたが。

 今回は生春さん(@Time_mrsi)主催のこちらの企画「#ちっぽけな昨日までの私じゃない」に参加させていただいて、Liella!との1年間を振り返ってのこと、そしてこれからのLiella!、ラブライブ!スーパースター!!のことについて書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

 まずは、

 

 Liella!の皆さん、デビュー1周年おめでとうございます!!!

 

 本当に濃い、いや濃すぎる1年だったと思いますし、素晴らしいものを見せてくれた1年間でした。

 Liella!、そしてラブライブ!スーパースター‼︎、本当にありがとう

 

 企画の告知は3月初めにありまして、参加はかなり前のめりだったものの、実は2ndライブの横浜公演を現地で見てきたらかなり書く内容に迷ってしまった、というのが本音です。(※明後日の名古屋公演を楽しみにされている方もいらっしゃると思うので、ネタバレのない範囲で2ndライブについて触れようと思います)

 

 というのも「夢」にかなりフォーカスされたライブであり、キャストの皆さんからも「夢」に対する想いがMCで色々と語られていました。

 ライブのタイトルがWhat a Wonderful Dream!!となっているだけあって、セットリストからも「夢」に焦点を当てているのが分かりました。

 

 今回はテーマがフリーとなっていますので、Liella!のこれまでとこれからに想いを馳せつつ、少しだけ「夢」の話をしようと思います。いつも歌詞の話しかしない当ブログなので( )、今回はキャストの活動を中心に書いていきます。

 

 ちょっと長くなるかもしれませんが、よろしくお願いします。

 

 

 

駆け抜けた1年間

 まずせっかくなのでLiella!との1年間の歩みを簡単に振り返っていきます。

 

 きっとLiella!を追いかけている人もそうでない人もこの1年間の印象はこれな方はたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思います。

 

 「駆け足」

 

 本当にデビューから1年間とは思えない活動量でした。

 デビューシングルをリリースして、色々なロケなどもして、リリイベもして、TVアニメを放送して、22公演もの1stライブツアーをして、カウントダウンライブをして、2ndライブツアーも4公演*1もして...……まさかここまでとは誰も思ってなかったでしょう。

 

 どう見てもデビュー1年間の活動じゃないんですよね...笑

 

 

 私自身、新プロジェクト発表当初からLiella!ないしラブライブ!スーパースター!!に対してはかなり期待していました

 デビューから1年、ということで今回の企画を主催されていますが、実際には初めましての生放送、その前のキャスト発表、その前の。。。と色々あってからのCDデビューでしたね。実は当ブログ開設当初に自己紹介記事を除けば最初にあげた記事が「始まりは君の空」の感想記事だったするところにもそんな期待は表れてると思うんですが。

 

 新プロジェクトに対して何に期待していたのか、というと単純に新しいラブライブ!どんな景色どんな物語どんな姿を見せてくれるのか、ということでした。そして一緒に何を創り上げていけるのか、というところもありました。

 

 そんな想いを持ちながら1年間このプロジェクトを追いかけてきて、Liella!メンバーが紡ぐ物語を見て、キャストの皆さんの活動を見て、ライブに参加して、曲を聴いて...

 本当に私自身も濃い1年間でしたが、今感じるのは追いかけてきて良かったな、ということです。

 

 

 

初めての舞台

「始まりはみんなの空」

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 このイベント、「始まりは君の空」のリリースイベント。あまりにもLiella!の想いが強く感じられて、だからこそ本当に胸が痛くて――。

 

 開催直前での無観客開催発表。最初で最後のデビューシングルリリースイベント。これが無観客だなんてあっていいはずがない。

 

 初めての舞台をたくさんのファンの光で照らされることもなく、見たこともない、画面の向こうにいるファンを信じてパフォーマンスをするしかないというのはどれだけ不安で怖いことなのかなって。

 

 初めてのステージでお客さんがいない、これがどんなことかみんな、少なくとも私は知っています。それと一緒ではないんですが、というか全く違うんですがそれでも初めてのステージで誰もいない客席に向かって歌って踊る、これがどんなに辛いことか、不安なことかは想像に難くないです。

 

 それでも、初めてとは到底思えない素晴らしいパフォーマンスを披露してくれて、トークからも歌からもダンスからも表情からも、Liella!の強い想いが感じられました。ただ、そんなイベントがあったからこそ、よりLiella!を応援したいという気持ちが強くなったのもまた事実だったし、そうしてLiella!を応援し始めた人だって多くいたと思うんです。

 

 そしてLiella!にとってもあのイベントが無観客になった悔しさ、寂しさ、言葉にならない感情がたくさんあったはずで。それでも、だからこそファンに会いたいと思う気持ち実際にファンの顔を見られることの喜びたくさんの光の中でパフォーマンスを見せること、これらへの想いは大きくなったのがLiella!というグループなのではないでしょうか。

 

 

 

一歩目

 それが漸く叶ったのが1stライブツアー、Starlinesの群馬公演初日でしたね。(TVアニメのビューイングでファンに直接会う機会はありましたが)

 

 残念ながらチケット運に恵まれず私は会場で応援することは叶いませんでした。それでも、あの時会場にいてくださって、私と同じように想いを持ってLiella!を応援する方々がいて、温かい光で、温かい雰囲気で、温かい気持ちで、初めての有観客パフォーマンスを迎え入れてくれたのは本当に良かったなと思います。

 

 初日を見ていて一番印象的だったのがLiella!の皆さんのとにかく嬉しそうな表情でした。

 ちょっと話は変わりますが、そんなライブイベント等を経て感じるのが、Liella!のキャストさんのストイックさというか、目指すものの高さで。完成度の高いパフォーマンスはもう言うまでもないんですが。最初のリリイベを見た時は本当に衝撃的だったのをいまでも覚えています。

 

 一般公募のキャストが2人いて、コロナの関係で中々合流できないメンバーがいて、17歳という若いメンバーがいて、歌が本当に苦手だというメンバーがいて、それでいてあのステージは衝撃という言葉しか出てこなかったです。

 

 ライブのMCや生放送、ラジオ等でも語られていますが、例えば書籍等でのインタビューからもこういったことは感じます。キャスト個人インタビューはラブライブ!総合マガジンLoveLive! Daysのvol.16~17,19~21。

 

 後はLoveLive DaysのLiella! SPECIAL、最近ではFebriさんの記事...などにもそれぞれの想いが語られています。1stライブを見た人にはかなりオススメしたいので、買ってない人・読んでいない人は是非、一度読んでみて欲しいです。2ndライブに向けての言葉もあるのでFebriさんの記事①~⑦まで読んで欲しいので、①だけリンク貼っておきます。

 

febri.jp

 

 何を言いたいかというとこの1年間を駆け抜けてきた5人が持っている想い、感じていたことを皆さんも知って、感じて欲しい、ということです。彼女達5人のパフォーマンスがどうしてあそこまで人を惹きつけるのか。歌、MC、ダンス、表情に説得力があるのか、心に響くのか。それが分かるのが本音で語ってくれるMCであり、インタビュー記事なんです。

 

 読んでいない人には読んで頂きたいので、細かい事は書きませんが、例えばLoveLive Days Liella! SPECIALに掲載されている「1stライブで初めて舞台に立った時、率直にどう思いましたか?」という質問に対して「楽しかった」というメンバーが沢山いました。

 

 でも初めての舞台を楽しいと感じる前の練習、リハーサルでの努力、試行錯誤、悩み、迷い...。そんなことがたくさん語られています。ちょうどTVアニメ放送期にライブの準備をしていたそうで、Liella!のメンバーがアニメの中で色々な経験をしましたが、「自分達がそれに重なって、メンバーに背中を押してもらえた」、とも。

 

 ダンス経験がなかったり、歌が苦手だったり、辛いことも逃げ出したくなることもあったと思います。自分が全然できていないと感じて不安になったり。

 

 でもその中でメンバー同士の励ましあいで乗り越えてきた、そんなエピソードが語られていました。そういったメンバー同士の関係性についても言及しておられましたが、これもあまりにも濃い1年間が生んだ絆なんだと感じます。だからこそ初めての舞台を「楽しかった」と思えるのでしょう。

 

 その「楽しい」の背景にあるもの、ここでは岬なこさんのことをご紹介します。

 歌に自信を持てなかった岬なこさんが、メンバーから「できてるよ!」、「歌の○○なところが好き」という言葉をもらうことで「少しでもうまくいったら自分を褒めよう」とポジティブになれたそうです。

 

「己惚れるくらいに」

「自分が自分を好きにならないとみんなに好きになってもらえない」

 

 まさにこれですよね。

どんなことも出来そうだ
己惚れちゃえ
前向き笑顔で 負けない!

「START!! True dreams」より

 自分に自信を持つことってそんなに簡単なことではなくて。

 

 それをこうして前向きに捉えることが出来るようになって、それでいて1stライブツアーでは得意のダンスは勿論素晴らしかったですし、歌でも我々ファンを魅了してくれました。

 

 このポジティブな変化がもたらしたものは紛れもなく今回のタグにもなっています、

 

「ちっぽけな昨日までの私じゃない」

 

 なのではないでしょうか。

 

 ここでは岬なこさんの想いを紹介しましたが、本当にそれぞれのメンバーにそれぞれの想いがあって、だからこそ私たちの心に響くパフォーマンス、メッセージ、想いに繋がっているのだと思うのです。

 

 更にはそれがLiella!の「私を叶える物語」になっている。私のSymphonyという「私を叶える物語」を象徴する楽曲から用いられたタグ「ちっぽけな昨日までの私じゃない」はまさにこういった昨日からの変化なのだと思います。

 

 

 

 ということでLiella!のこれまでを振り返ってきましたが、最後に少しだけこの話をします。(割と伝えたいのはこれだったりしますが…)とはいえせっかくの1周年のお祝いなのでそんなに重たい話を書くつもりもないです。

 

 Liella!メンバーのそれぞれの「夢」は先ほどから再三紹介している書籍で語られています。ただここでお話ししたいのはその夢についてではなく、Liella!にとって夢がどういうものであるか、ということです。

 

 2ndライブ横浜公演、本当に素晴らしいライブでした。後日にはその2ndライブの名古屋公演が待っているわけですが。きっと「夢」にフォーカスしたライブであるのは間違いないです。ちなみに横浜公演は2日目のみ現地参加。1日目はアーカイブ含めて見ておりません。

 

 その2日目のMCでペイトンさんがこんなことを仰いました。(会場で1回聞いただけなので意訳だと思ってください)

いきなりですが、皆さんは夢を持っていますか?
 (中略)
例え叶わなかった夢があったとしてもその夢を捨てないで欲しい。捨てたらその夢が可哀想だから。

Liella!2ndライブ横浜公演2日目 ペイトン尚未さんMCより

 

 

 青山さんはこんなことを仰いました。

夢が無くても大丈夫、なんとかなります。いまは夢がない人も私たちを見て明日ちょっと頑張ろうって思ってもらえたら嬉しい。
夢がある人は私たちと一緒に追いかけましょう

Liella!2ndライブ横浜公演2日目 青山なぎささんMCより

 

 

 岬さんはこんなことを仰いました。

夢はそれぞれの人が持ってるもので人によって違う。私は私の夢を持ってるし別の人は別の夢を持ってる

Liella!2ndライブ横浜公演2日目 岬なこさんMCより

 

 

 何が言いたいかというと、ラブライブ!スーパースター!!はそういう作品だということです。

 

 「私を叶える物語」

 

 これはラブライブ!スーパースター!!の大きなテーマとなっていますが、私は私を叶えるからあなたも「私」を叶えてください、って。そう常にこちら側に伝えてくる作品なんです。

 

 「みんなで叶える物語」

 

 「みんなで”一緒に”叶える”私たちの”物語」という側面が大きかったこれまでのラブライブ!シリーズに加えて、「みんなで叶える”ための””私たちの”物語」として紡がれているのかな、などと思います。だから「私は私の夢、別の人は別の夢。人によって違うからそれぞれが追いかけるものだし、間違いなんてない」という明確なメッセージとして彼女達は発信しているのでしょう。

 

 そして「いまは夢がない人も大丈夫、何とかなるよ」と青山さんが話してくれたようにいま夢がない人を否定するメッセージでは決してなくて。

 

 先ほども書いた通りみんなで叶えるための物語なので、いま夢がない人はLiella!と一緒に自分の夢を探すのも「私を叶える物語」と言えるのかなと思います。私自身も大それた夢なんて持っていませんし、希望としてやってみたいことがある程度ですが、そうやって歩いていけば良いのかなとも思えます。

 

 そして今回のライブ表題曲であるWhat a Wonderful Dream!!にはこんな歌詞ががあります。

夢みるパワー (夢みるパワー) 信じてみよう (決めたんだ)
高く高くいま君と飛びたいのさ いいでしょ!?
一緒に(一緒に) 新たなストーリー (風に乗り)
始めようよ さあ行こう
What a Wonderful Dream!!

「What a Wonderful Dream!!」より

 歌詞の話始まると終わらないので書きませんが......ここまで読んでくださった方なら分かると思います。

 そして同じくアルバム曲であるニゾンにはこんな歌詞があります。

ずっと終わらないね 夢を教えてほしいよ
いま目の前にひろがる 未来へとこの気持ち連れていこう
きっと気づいてるよね? ほら君と僕の鼓動が
ぴったり重なり響いた!
絶対に忘れないよ いっしょに奏であうメロディ

「ユニゾン」より

 

 「夢」についてのLiella!の想いやメッセージは私たちも大切にしていくべきものだなって、1年間を通して感じた次第です。

 

 

 

おわりに

 随分長々と書いてしまいましたが。

 

 Liella!の歩みを振り返りつつ「#ちっぽけな昨日までの私じゃない」というタグの意味も考えながら書かせていただきました。私のSymphonyのワンフレーズを切り取ったタグ。とても良いタグだなと感じています。

 

 Liella!が1年間で成長してきた姿を振り返ったわけですが、「私を叶える物語」を象徴する「ちっぽけな昨日までの私じゃない」という歌詞がより強い想いとして聴こえてくる気がします。

 

 そして「私」を叶えている彼女らが響かせるのはそれを見ている「私」なんだと思います。「私」という枠で完結せずにそれを見ている「私」にまで夢を響かせる、というところにラブライブ!スーパースター!!というプロジェクトの想い、強さ、メッセージがあるのではないでしょうか。

 

 ただ、「夢」はLiella!というグループとしても大きなものを持っているはずです。

 

 「私」を叶えた先に「みんなで」叶える物語がある、そんな気がします。

 

 

----------以下4/7追記----------

 

 2ndライブ名古屋、参加された方はいかがでしたでしょうか。MCの中で印象的だった言葉を1周年のこの記事に追記しておきます。アーカイブは見ずに書いていますので言葉は多少違うと思います。

一人ひとりみんな一人だけで、似てるところはあるかもしれないけど100一致してる人はいないんです。だから周りに左右されることもあるかもしれないけど周りにせかされて進んでいくんじゃなくて、自分の歩幅で一歩ずつ進んでいくことが大事なことじゃないかなと思います。

Liella!2ndライブ名古屋公演2日目 岬なこさんMCより

 岬なこさんのMCの一部です。もしかしたらこの記事を読んで、「夢」って言葉を見て、何かしら感じるものがあったかもしれないんですが、なこさんのこの言葉が本当に大事なことなんだと私自身も思っています。

 誰かにせかされるものじゃなくて、誰かを見て焦ってしまうんじゃなくて、Liella!との日々から何かを感じたその瞬間がそれぞれの「私を叶える物語」のスタートのはずで、それが「始まりのDay1」になるのかなって思います。

 

 そこから自分の歩幅で、自分のペースで、ゆっくりでも良い、駆け足でも良い。何か前向きな変化がほんの少しでも自分の中にあれば、Liella!にとって嬉しいことなんじゃないかなと、MCを聞いていて感じました。

 もちろん私にとっても大切な言葉です。

 

----------ここまで----------

 

 さて、皆さんはこの1年間、Liella!から何をもらって何を感じて、そしてこれからに何を期待したでしょうか。Liella!のこれから、、、とにかく私はLiella!ともっと素晴らしい景色を見ていきたいんですよね。

 

 1年生から2年生に上がる彼女たち。どんな景色を見せてくれるのか、一緒にどんな景色を見ていけるのか、どんな景色を見せてあげられるのか、どんな景色を一緒に創りあげていけるのか。

 

 明後日の2ndライブも、大阪城ホール公演も、TVアニメ2期もあります。あまりにも展開が早すぎて驚かされてばかりですが一緒に走っていきたいと思います。

 

 というわけで「#ちっぽけな昨日までの私じゃない」でした。

 

 最後になりましたが、本企画を主催して頂いた生春さん、ありがとうございました!

 

 そして2ndライブ名古屋公演もいよいよ明後日です!Liella!の「夢」を一緒に叶えて行けるといいですね。

 

 ここまでお読み頂いた方、ありがとうございました!!!

 

 明日はタグ企画2日目、虹ヶ咲2期に向けての「#明日へと夢を繋ごう」に参加しますので、是非!!!

 

 それでは。

 

*1:4/7までの1年間なので大阪は未カウント