はりのラブライブ!メモ

ラブライブ!への『大好き』を叫ぶブログです

TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』感想

 

 こんにちは、はりです。

 

 今回は初回記事(ではなかったが...)ということで、TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(以下、アニガサキ)についての感想を書いていこうと思います。本当は1話1話書いていきたいところではあるんですけど・・・また後日書こうかなとはどこかで思っています。

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 ブログ書くの初めて(Liella!ちゃんのやつ書く前から書いてるんですよ…)だから難しくて時間かかってしまいましたね(サボってたわけではない)

 感じたことだったり考えたことだったりを文章として残すのって難しいなと感じた次第です。ブロガーの皆さんほんとに凄いです。改めて思いました。

 なので、適宜加筆修正していくと思います。

 

 

 いろんなブロガーの方の記事を読むのが好きなので、どこかで読ませていただいたような内容が入るかもしれないですが、なるべく自分の言葉で自分の感覚で書いていきたいと思います。あ、あと語彙力無くてよくわからないこと言うかもしれないのでよろしくお願い足します(?)

 

 しっかりと保険をかけていったところで、ざっくりと書いていきますので、よろしければお付き合いください。

  

 

 

 

 まぁとりあえず一言、

”最高のアニメ”でした

 

 

 とにかく、アニメ制作にかかわったスタッフ・キャストの皆さん全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです。

 

 本当最高ありがとう

 

 終始、アニメスタッフ、キャストの方々の愛を感じるアニメでした。

 もちろん、13話でアニメ内にて応援メッセージとして掲載されましたが、応援している”あなた”も例外ではありませんね。

 

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 本当にスタッフ・キャスト・ファンの”みんなで叶える物語”だったと私自身思っています。 と、いうのがアニガサキの全体の印象ですね

  

 まあ全体の感想なので、「どこのどの描写がこうだ」とか「ここのかすかすかすみんがかわいかった」とかそういう具体的なところはあまり書かずに、全体の感想を4つの観点でまとめていきます。

 

 

 

 

 

 

1.アニガサキ全体の構成について

  いや、これまでの2作とは違ってソロアイドルということで「ラブライブ!」とも「ラブライブ!サンシャイン!!」とも全く違う構成になるのは必然だったんですが、まさかでしたね。正直、どういう風になっていくか楽しみでもありましたし、これまでの2作がとても好きだったので不安でもあったんですが・・・完全に杞憂でした

  

 本当に良い構成だったと思います。1~9話に全員の個人回、10話でお約束の合宿回でスクールアイドルフェスティバルという大きな目標の提示、11~12話で歩夢と侑の幼馴染の関係の掘り下げ、歩夢個人の掘り下げ、13話では集大成となるスクールアイドルフェスティバルの開催。

  特に1~9話の個人回がこれまでの2作とは一線を画す構成でした。さらに、その全ての回にソロ曲とMVが付いているというのが驚きでしたし、そのクオリティーも素晴らしかったです。

 

  毎週毎週、次の土曜日が楽しみで仕方がなかったです。9人のメンバー全員について深く知ることができましたし、新たな一面を発見することもできたので、全員の個人回があるという構成が斬新でとても面白かったです。

 

 

 

2.キャラクター描写、心理描写について

  1話が始まった時からそれぞれのメンバーの特徴、人物像、価値観などが丁寧に描かれた印象です。それぞれのメンバーがどんな人なのか、アニメから虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を知った人や、スクスタをプレイしていない人にも良く分かる丁寧な描写が印象的でした。各メンバーの色々な背景が描かれたのがとてもよかったです。

 

 私が特に印象的だったのは璃奈ちゃん回です。なんで璃奈ちゃんボードを付けているのか、なぜ璃奈ちゃんボードが生まれたのか。誰しもが疑問に思うであろう、りなちゃんボードについてこれだけ丁寧に描いていただいたのが本当に良かったです。

 

 

 今は璃奈ちゃんだけをピックアップしましたが、9人それぞれの特徴、背景が丁寧に描かれたことで、9人それぞれの魅力というものも感じることができましたね。見ていた人も推しの魅力もそうでないメンバーの魅力も知ることができたのではないでしょうか。

 アニメで初登場となった「one of ”あなたちゃん”」高咲侑ちゃんについてはもちろん全員が初めましてだったわけですが、1話で侑ちゃんの感性や、価値観みたいなものが描かれていましたね。

 

 「CHASE!」の時に見えた景色*1だったり、9話の一人だけ客席から見てるような描写は顕著だと思いますが、私たちファンを投影した存在である”あなたちゃん”をスクールアイドルの9人とは終始、徹底して分けて描かれていたあたりも個人的にはとてもよかったと思います。

 あくまでも侑ちゃんはスクールアイドルを応援する人だったわけです。つまり私たちと同じ目線なんですよね。だから”あなた”としてこの物語に入ることができましたし、13話のスクールアイドルフェスティバルはまさにそのあなたとして見ることができたところだったと思います。

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画像

 

 もちろん、ほかのメンバーについても同じことが言えて、分かりやすいところでは、道路の標識だったり光の描写だったりしますが、そういった描写により、アニガサキ全体に深みを出してくれていたように思います。

 

 

 

3.アニガサキのテーマについて

 このアニメが描くテーマもとても良かったですし、その描き方というのもとても良かったです。アニガサキのテーマの一つとして、”多様性”が挙げられます。この多様性についての捉え方がしっかりしていると感じましたね。つまり多様性とはどういうことか、多様性を尊重すること(個人を尊重すること)とはどういうことなのか、こういったあたりが描かれていたのが良かったと思います。

 

 あと、ある程度描くところは描く、視聴者の想像に任せるところは任せる、というようなさじ加減が凄く大事だと思うんですが、アニガサキは全体的にその当たりが絶妙で説得力もある脚本だったとも感じています。

 

 特に、侑ちゃんの動きや、同好会メンバーとの関係性が本当に良かったです。どの話でも侑ちゃんが同好会メンバーにヒントを与えて、メンバーが気づきを得て成長する、一歩前に踏み出す。という感じだったと大筋的には思っています(5話や8話なんかは例外かもしれませんが) 

 

 毎回、1話の中でしっかりと問題、課題を提起して、その話数の中でヒントを得て、解決していく。という流れが完成されていました。冒頭部には既出曲の歌詞がモノローグとして使われていたのも、とても話が入ってきやすかったですね。(アニメから入った人でも全く違和感のない、使い方なのがよかったです)

 

 また、話数によって脚本を担当される方が変わっていました。5,7,8,10,11話がメイン脚本の田中仁さんではありませんでした。想像でしかありませんが、女子高校生のリアルな感情表現や、悩み、迷いなどが描かれた話数では女性の方が脚本を担当されていたように思います。

 こういったあたりにも脚本の工夫があったのかなぁなどと。

 

 

 

4.挿入歌について

  ソロ曲10曲に全員曲、OP、EDとなんと新曲が13曲。どの曲もとてもよかったですね。それに「NEO SKY, NEO MAP!」は畑亜貴さん作詞で驚きました。虹ヶ咲の曲の中だと、2曲目の畑さん作詞の曲、嬉しかったですね。

 どの曲も歌詞が深いのが本当に好きです。もっともっと聴いていろんな魅力を見つけたいですし、歌詞、MVを掘り下げて考えてみる、というのもやりたいとは思っています。

 

  また、虹ヶ咲はソロアイドルということもあってか、これまでのアルバム曲ではそれぞれのメンバーに作詞担当?のような形で来ていましたが、アニメのソロ曲は全部ayaka miyakeさんでしたね。既存曲ではJust Believe!!!や無敵級*ビリーバーがayaka miyakeさんの作詞曲でしたがアニメの曲も良い歌詞ばかりでした。どの曲にもメンバーからのメッセージや思い、魅力が詰まっていて大好きです。

 

 MVもどの曲も本当に良かったです。やっぱりソロアイドルだからこそできるMVの演出があったんですよね。MVで歌って踊るだけでなく、メンバーそれぞれの心理描写が至る所に描かれていたのが良かったですね。

 また、それぞれのソロのステージには各メンバーの目指すアイドル像みたいなものが現れていたんじゃないかな思っています。それもソロアイドルだからこそできる虹ヶ咲のアイデンティティですよね。

 

 OPは”始まり”が強く感じられて好きですね。ワクワク感とスピード感ですかね。本当に最高のOP曲でした。

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 ↓  ※MVの中での私の2大好きポイントです   ↓

 

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 Twitterで見かけたんですが、全員曲なのに、フォーメーションがあまり目立たないカメラワークなんですよね。

 全員で踊っているところは全体が映っているんですが、フォーメーションが変わるところは個人が映されて、全体が映るときにはすでにフォーメーションが変わっています。これも虹ヶ咲のソロアイドルを強調したカメラワークなのかもしれないですね。

 

 

 EDは、すべてが大好きすぎる。曲調も好き、歌詞も好き、MVも好き、めばち先生の絵も好き。

 あまりにもこの曲が良すぎるのでちょっとだけ書きます。

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  まず、毎話毎話このEDへの入り方がめちゃめちゃ良かったですよね。この曲が流れて歩夢ちゃんのピンクの傘が見えた瞬間にもう、涙止まりませんでしたね。 ほんとになんと表現すればいいかよく分からないんですけど、各話の終わり方とこの曲のイントロがマッチしすぎているんですよね。

みんな自分が好きなことを追求しちゃおう 

さあこれからはそれぞれの地図(マップ)
広げたら気軽に飛び出そう

 

 歌詞では特にこの2つが好きです。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会らしさが出ている歌詞ですよね。それぞれの地図(マップ)というところに、彼女らの未来(ソロアイドルとしての道など)がどんな道なのか、どこへ向かう道なのかということをそれぞれが地図に描いて進んでいく、というのが感じられます。

 

 また、サビの前半部に「笑いあえる君がいれば嬉しい今日もありがとう」という歌詞がありますが、ここからは「ライバル、だけど、仲間」というのを感じます。「道」というのはそれぞれ進んでいく方向は違えど、いつかまた交わることもあるものです。だからこそ地図(マップ)という歌詞を選んだのではないかな?と勝手に考えています

 

 

 それにしてもやっぱりこの曲良すぎるんですよ。そして最後の一枚絵だけでこんなに考えることあることありますか?(?)

  ほんといい絵ですよね、めばち先生最高です

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 13話挿入歌の夢がここから始まるよは言うまでもなく名曲でした。書き出すと長くなるので、これもここでは書きませんが、また別の記事で書きたいなと思っておりますので、もし、投稿された日には読んでいただけますと幸いです。

 

 という感じで、挿入歌がとてもとても良かったです。

 

 これ以上書いても終わりがなくなって、ただでさえ分からないのに意味分からない文章になっていくだけなのでそろそろ終わりにしましょう。

 

 

 

おわりに

 はい、ここまで色々と書いてきましたが、魅力や良かったことなどはもっともっとあります。こんな記事に辿り着いて読んでいる方であれば、アニガサキをご覧になっていると思いますが、皆さんの方が魅力をよく知っていると思います。

 

 ただ私は最初に書きましたが、本当に素晴らしいアニメをありがとう。本当にこのアニメが大好きです。

 

 公式の方でも毎週の振り返り放送、最新話直前生放送、3話おきの一挙配信など、いろいろな取り組みをしていただいたのもとても楽しかったですね。

 

 そして、キャストの皆さんもありがとうございました。毎週の生放送とても楽しかったです。キャストの皆さんがどんな思いでキャラクターを演じていたのか、セリフにはどんな意味があったのか、アフレコの秘話など見所をたくさん聞くことができ、アニメをより楽しむことができました。

 

 キャストの中でも、矢野妃菜喜さん、本当に矢野妃菜喜さんが侑ちゃんで良かったです。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に対する愛がとても伝わってきました。

 矢野妃菜喜さんが侑ちゃんの担当になったと発表があったのは9/12の2ndライブのお知らせでした。いつ決まったのかはわかりませんが恐らくそれほど前の話ではないと思っています。それでも見事に侑ちゃん役を演じ、アニガサキを素晴らしいアニメにしてくれました。感謝の気持ちしかありません、ありがとうございました。

 

 

 届くわけはないんですが、伝えたい想いは伝えておきましょう。

 

 

 10月から始まったアニメもとんでもなくあっという間に最終話を終えてしまいました。ただ、この間週末を楽しく過ごすことができました。

 

 そして、1/27(水)にTVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』オリジナルサウンドトラックSound of TOKIMEKIが発売されましたね。

 

 どの曲もとてもよかったですね。現在、アニガサキが再放送中ということで、こちらの劇伴にも意識を向けてみたいと思います。

 以上、アニガサキ全体の感想でした!

 

 

 

 ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました!

 

 もし感想などあれば、コメントなど頂けますと幸いでございます。Twitterも始めましたので、フォロー頂けたら嬉しいです。

 

 それでは!

 

 

 

*1:我々ファンが見えている景色を描いたものだと思っています。もちろんせつ菜ちゃんのパフォーマンスに衝撃を受ける侑ちゃんの心理描写でもありますね。