みなさんこんばんは、はりです。
今回は前置きなくいきなり本題ですが、6月4日に開催された『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~<夜公演>』に現地参加してきましたので、ちょっとだけ感想でも残しておきたいと思います。
あのイベントからもう1ヶ月弱も経ってるらしいのだけれど...
結論から言うと文字通り『最高のイベント』でしたね...
こんなにもハマるとは正直思ってなかったんですが、ライブ行く前までの「興味あるから行ってみようかな」くらいのテンション感から一気に蓮ノ空の魅力に惹きこまれましたね...。
相も変わらず下手な言語化でいまの感想を残しておきますので、よろしくお願いします。
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はじめに
このイベントに参加する前にやったことって、少しだけ曲を聴くことと、「Link!Like!ラブライブ!*1」の活動記録(ストーリー)を読むことだけで。
キャストさんが色々な企画?をする『せーので!はすのそら!』も見ず、デビューミニアルバム『Dream Believers』のリリースイベントも見ず、メンバーが配信している『With×MEETS』も少ししか見れておらず、メンバーがライブをするバーチャル音楽ライブ『Fes×LIVE』もリアルタイムでは見れておらず...という感じで色々と忙しかったところもあり、蓮ノ空にしっかり触れられていなかったんです。
それでもこのライブから感じた魅力は自分っていうオタクひとりを沼らせるにはあまりにも十分すぎました...
まずなにが良いって、とにかく『楽しいこと』で。
当たり前なのかもしれないし、逆にそれだけで沼にハマるのかというとそう単純な話ではないですが、とにかくあの蓮ノ空の世界観に入りこめることがひとつの要因かもしれません。
そしてあんまり重い記事にしたくなかったので今回は書きませんが、このライブ、このコンテンツに救われたところがあって...それはまたの機会に書くとして良かったと感じたところを綴っていきます。
雑感
トークパートではキャストさんの色々な一面を見ることが出来たのが面白かったです。それこそせーはすも見ていない、リリイベも見ていない、の自分でしたからそこで初めて知ることが多くあったので。
後ほどもう少し書きますが、花帆たち6人*2の配信を見てからキャストを見るのって凄く不思議な感覚がありましたね。
ライブパートもまた蓮ノ空のオープニングに相応しいようなライブだったんじゃないかと感じました。
スリーズブーケは単純に曲が自分の好みにドストライクだって話は置いておいて、『水彩世界』や『謳歌爛漫』、『Reflection in the mirror』、『Holiday∞Holiday』なんかはリンクラの活動記録から感じられる日野下花帆と乙宗梢という2人の関係やスリーズブーケというユニットの持つ世界観を感じられること。
『フォーチュンムービー』や『Mix Shake!!』は明るさ、元気良さを前面に押し出した楽しい曲となっていて言ってしまえば「なんでも出来るユニット」。
それがとにかくズルい(ズルいとは?)
DOLLCHESTRAはトークパートでも言及がありましたが、非対称性(アシンメトリー)が面白いユニットでした。
夕霧綴理と村野さやかの2人が織りなすカッコ良くもどこか脆さを感じさせるような、凄く不思議な空間に酔いしれました。
特に『希望的プリズム』、『Sparkly Spot』はライブ前とライブ後の印象がまるで変ったのが自分の中でも驚きでした。DOLLCHESTRAってユニットがあまり分かっていなかったというのも多分ありますが、パフォーマンス、歌詞の説得力がとにかく強くて。
Sparkly Spot落ちサビの野中ここなさんの歌唱は永遠に語り継いでいきましょう。
みらくらぱーく!は、もう、なんというか、凄いです(?)
「まだ1曲しか持ってないユニット、どうするの?」って思ってたうえ、「曲足りないからド!ド!ド!5回くらいやるか...!w」って言いながらライブ行ったんですが、まさかの完全新曲披露でひっくり返りました。
ド!ド!ド!は泣き曲だって初めて聴いた時から言い続けてるんですけど、ド!ド!ド!はライブ後に完全に泣き曲になりました。過去のおれ、正解だよ。
ド!ド!ド!さん、曲調とキャッチ―なメロでごまかしてるけど歌詞まあまあヤバいでしょこれ
— はり (@hari_lovelive) 2023年4月2日
まだリンクラのストーリーには絡んできていないみらくらぱーく!の2人なのでまだ分からないことばかりだからこそ色々な想像が出来る、というのも『リアルタイム』性があって良いなぁなどと感じます。
というのは置いておいてド!ド!ド!楽しすぎてワロタね。
そして全員曲。
『永遠のEuphoria』も『On your mark』も『Dream Believers』も、めちゃくちゃ良いパフォーマンスでしたし、歌詞の文脈が蓮ノ空のいまと繋がっていたのが本当に良かった。
永遠のEuphoriaは本編の最後に披露され、全員が『ひとつになる』曲だなと感じました。特に落ちサビの『せーの!』という掛け声が印象的で。実は歌詞カードには書かれていないので歌詞じゃないんですよね。だからこそ正しく "掛け声" だなとライブに行ってより感じられました。
On your markは最高にカッコ良い曲でしたし、EC1曲目としても『再スタート』の文脈があって凄く良かったですね。
何よりDream Believersが最高にラブライブ!で最高に蓮ノ空だったなって感じます。『いま』を大切にする歌詞が凄く印象的で、その6人の想いが詰まっていましたね。
あと落ちサビの銀テが神でした。わたくし、『蓮ノ空女学院Dream Believers銀テ幻聴クラブ』に入るのでよろしくお願い致します。
はい、ここまでざっくりと所感を書いてきましたが、ライブイベントとして本当に良いものだったからこそここまで一気に引きずり込まれてる感覚があるんですよね。
リアルタイム
ということでここからは少し真面目な話をしておきます。
まずは『リアルタイム』ということについて。
このライブから受け取った蓮ノ空の魅力としてこの『いま』がありました。ラブライブ!シリーズが大好きな大きな要素としてこの『いま』という瞬間と概念があるんですけど。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのコンセプトである、『スクールアイドルとともに描く365日――』。今回のライブもその一部だったんですよね。
活動記録とともに進んでいるのはどちらかというとFes×LIVEの方で、今回は例えばみらくらぱーく!がライブをしたりしていて、活動記録とのリンクがあったライブではなかったんですが、それでもその一部だったと感じられるのはきっと『リアルタイム』性がこのコンテンツ、このグループにあるからなんじゃないかと思います。
ラブライブ!のこれまでのアプローチ、つまりキャラクターがいて、キャストがそれを演じることで2次元と3次元の境、所謂2.5次元を魅せてきた、というのに対し、その境すらも曖昧にする、2次元と3次元の『リンク』があるのがこの蓮ノ空の魅せ方なんですよね。
そのリアルタイム性がそのまんま、いまという瞬間にリンクしていくことの面白さと、あたかもそこに日野下花帆ちゃんをはじめとする6人のキャラクターがいるように感じることが何よりもの魅力だと感じました。ラブライブ!シリーズではそもそもそれが魅力であり売りなのでしょうが、実在性は確実に蓮ノ空が群を抜いていると感じましたね。(主観)
あとDream Believersは『蓮ノ空に受け継がれてきた曲』という言及があるのですが、受け継がれてきたからこそ『いま』が詰まっているなぁと感じます。
何故かと言うと受け継がれてきた曲には当然積み重ねてきた『過去』があり、長年の積み重ねがあるからこそここで終わるわけじゃなくて『未来』に受け継いでいくことも必要な曲なんですよね。過去と未来を繋ぐ『いまの曲』、私にはそんな風に感じられました。それもまた『リアルタイム性』のひとつなんじゃないでしょうか。
熱さ
もうひとつ、『熱さ』について。このライブから感じたもの、それを私が持つ数少ないボキャブラリーで表現するならこの言葉かなぁと。
ちょっと話が逸れますが...蓮ノ空はバーチャルではありますが、所謂Vtuberとは一線を画すものだと思っています。Vtuberについてあまり詳しくないので直接的な表現は避けますが、3次元→2次元の矢印ではなくて、2次元→3次元なの今回のライブだったんですよ。先述の内容と少し被りますが、キャストがMVを再現したり、アニメを踏襲したりする矢印の向きではなく、2次元のキャラクター達がまるで3次元で、目の前で動いているかのように感じるのはアプローチがVtuberとも今までのラブライブ!シリーズとも違う、という点があって。
モーションキャプチャーというものでキャストがそのまんまキャラクターとして動くのが配信だとするならば、キャラクターが目の前で歌って踊ってくれるのが今回の『ライブ』だったなと感じます。
話を戻します。
『熱さ』を感じられるのはきっとリアルタイムを生きる花帆ちゃん達と共に歩む時間で、かつそこにあるのが『ノンフィクション』の世界だからなのではないか。オープニングライブイベントとして見せた蓮ノ空の『いま』と6人、いや12人の『ノンフィクション』がそこに存在したからこその『熱さ』。それが蓮ノ空だけの魅力なのでしょう。
一方でラブライブ!シリーズの一員であることを感じられたのも私には大きかった。キャラクターの物語とキャストの物語がこのライブで見えたし、それがあの舞台に表れていたのがやっぱりラブライブ!らしさのある魅力だなと。
ラブライブ!スーパースター!!の一般公募オーディションから蓮ノ空のキャストになった3人、別の道から蓮ノ空のキャストになった3人、色んな想いを持って集まった6人があの舞台で『いま』を生きている姿は何よりも大きいなと改めて感じます。
だからこそ一緒に『いま』を走っていきたいとも思いましたね。
おわりに
はい、ということでオープニングライブイベントの雑感でした。
思い付きで適当に書いてきただけなので、なんだかまとまりのない文章になってしまったので反省しています。
最後に、これを書いているのは2023/6/29に開催される、蓮ノ空女学院文化祭の第103期<撫子祭>の直前です。シリーズ内で言えばラブライブ!スーパースター!!も凄く『いま』にフォーカスしたプロジェクトだと思っているのですが、その違いが365日というところに感じていて。
リンクラの活動記録は8話までが描かれ、こずつづの関係性とさやかほの存在、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブそのものが持つ歴史や意味などが段々とわかってきました。いや、わかってきたのではなくて、そうやって時間が流れて行っているのでしょう。
2年生同士の2人の仲も、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの4人の仲も、そして絆も。いままでとは比べ物にならないくらい強くなった4人が、どんなライブを見せてくれるのかもとても楽しみです。
今回はここまで、お読み頂いた方ありがとうございました。