はりのラブライブ!メモ

ラブライブ!への『大好き』を叫ぶブログです

【あと6日】フォルクロア ~歓喜の歌~【いまこの瞬間をともに】

 

 みなさんこんにちは、はりです!

 いきなり場違いなあいさつします!許してください!

 

 あけましておめでとうございます!(大遅刻)結局年始からブログが書けずこのタイミングでの新年の挨拶になってしまいました…

 

 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE! ~A・ZU・NA LAGOON~』まで

 

 【あと6日!】

 

 ということで今回はスパボさんこじまりさん主催の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE! ~A・ZU・NA LAGOON~』タグ企画、『#世界は青いはず』のカウントダウン記事です!

 

 昨日のカウントダウン、Maze Townの記事をまだ読んでないよって方がいればネッチさんの記事もぜひご覧ください!

 ハードル上げられてるっぽいのでそのハードルを跳べるようには頑張っていきますが、もしハードルに足引っ掛けて転んでても笑わずに温かい拍手を頂けると幸いでございます(*´ω`*)

imkt00.hatenablog.com

 

 こじまりさんのDream Land! Dream World!から5人が繋いでくれたバトンを引き継ぎ、私は『フォルクロア ~歓喜の歌~』について書いていきます!

 この曲についての印象、歌詞の話など、A・ZU・NAのライブに向けて気持ちを高めていけたら良いなと思いますし、ライブ披露された時の楽しみを少しでも増やせるように楽しく書いていきますので是非最後までお付き合いください!

 

※歌詞の解釈についてはあくまで私個人の解釈ですので、ぜひ皆さんの『大好き』を大切にしてください!!!

 

 

 

 

A・ZU・NAランドに響き渡る音楽

 

 では早速本題に入っていきたいと思います!

 私の担当曲は『フォルクロア ~歓喜の歌~』ですが、、、まずこの曲に対してみなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。

 

 

 私の最初の印象は、とても明るくて、賑やかで、A・ZU・NAらしさ溢れる楽曲だな、ということ。1st曲の『Dream Land!Dream World!』に印象はちょっとだけ近いかもしれないですね。A面が逆にこれまでのA・ZU・NAのイメージとは全く違ったので、よりそう感じたのかもしれません。

 一方で歌詞についてはどこか掴みどころがない感じがします。正直私自身はそう思っていましたし、折角機会を頂いたのでこの曲の伝えるテーマの話をしていこうと思います!

 

 

 そもそも『フォルクロア』ってなに?って初めて聞いた時に思いませんでしたか?

 

 これはおそらく民族音楽』を指す”Folklore”(フォークロア)から来ているものかなと。当然出典はないので推測ではありますが...

 じゃあどこの民族なの?というとそれは『A・ZU・NAランド』の民族音楽です。

 

 そもそもA・ZU・NAにはなにが飛び出してくるわからないおもちゃ箱みたいなユニット』というユニットコンセプトがありましたし、テーマや方向性をひとつに決めない⇒それぞれのやりたいことを全部やるユニットなんですよね。

www.youtube.com

 

 じゃあ3人のやりたいことって何でしょうか?

 

 歩夢のやりたいことは可愛いステージを作ること*1だし、しずくのやりたいことは演劇だし、せつ菜のやりたいことは大好きを溢れさせること

 だからA・ZU・NAのやりたいことって『それぞれのやりたいこと叶えること』⇒『自由な世界を創ること』⇒『A・ZU・NAランドを創ること』になった思うんですよね。

 

 で、そんなA・ZU・NAランドの人全員にとっての『フォルクロア』がこの楽曲なんです。

 実はA・ZU・NAの曲ってどの曲も相手がいる曲なんですよね。正確には不特定多数の相手がいる。かもしれません。どの曲にも必ずこちら側に呼びかけてくる歌詞とか、尋ねてくる歌詞がありませんか?実際この曲もA・ZU・NAランドにいる私たちに色んなことを呼びかけてくる曲になっています。

 

 

 歌詞の方に目を移すと、冒頭から情景を描写するような歌詞が目立ちます。1番も2番もAメロ、Bメロともに森などの自然をイメージさせる様々な情景が描かれていますね。

 ちなみに最初の歌詞にある萌木色(もえぎいろ)は、春先の新緑のような色のことですね。(せっかくなので文字色を萌木色にしておきました)

 

 この言葉から季節としては春、4月から5月にかけてというところでしょうか。風が薫って、日差しがシャワーのように降り注ぎ、蝶が舞って、木々は踊る、花びらは五重奏を奏でる。そんな夢のカーニバル。朝日が差して、これから楽しい1日が始まるような、そんな印象を受けます。

 また、これらからは明るさ活気希望などなど、凄くポジティブな雰囲気を感じる歌詞となっています。『春』という季節は””始まり””を感じさせる季節でもあると思います。

 

 更に2番では『宵』『月』『キャンプファイヤー』などのワードがあることから時間は夜へと流れていそうです。楽しい1日が終わるような、夜の情景が浮かんできますが、A・ZU・NAランドは全く静かになるわけではないようです。

 まだまだこれからも続いていく、これから先の未来への期待・希望が詰まっているように思いますね。そしてそれを裏付けるようにCメロではこう歌っています。

愛も、夢も、希望も連れて
フェアリーレイズは永遠につづくよ

「フォルクロア ~歓喜の歌~」より

 

 『Pure-rara-lu Parira-ta-ta』『オルケスタ*2』『五重奏(クインテット)』などの音に関する言葉が至る所に散りばめられているのもまた、A・ZU・NAランドに鳴り響く『フォルクロア』を表現しているように感じますね。

 

 

 

自由な世界

 『フォルクロア ~歓喜の歌~』がどんな曲かという話をしたところで、今度はこの曲で歌われているいくつかの印象的なテーマについて書いていこうと思います。

 

 そのひとつが『自由』ですね。勿論虹ヶ咲全体のテーマでもあるこの『自由』ですが、この楽曲にもひとつのテーマとして歌われているように思います。

 その中でこの歌詞に注目してみたいと思います。

動物達の幻想曲(ファンタジア)

「フォルクロア ~歓喜の歌~」より

※『幻想曲』とは、作者が自由に楽想を展開し、それにより作られた作品のことを指します。

 

 動物達とはA・ZU・NA動物園の動物でしょう。本楽曲が収録されている『Maze Town』に収録されているドラマパート、『A・ZU・NA動物園は大忙し!』内で赤ちゃんがたくさん産まれていることが明かされましたが、そのたくさんの動物達が幻想曲を奏でているように聴こえる。A・ZU・NA動物園にはウシ、パンダ、ヒツジ、トラ、ペンギン、モルモット、オオカミなどがいるようですが、それぞれに個性があって、みんな違うけれどそれぞれが自由に音を奏でることで『幻想曲』となって聴こえてくる。そこにA・ZU・NAの自由さが表現されているようにも思えます。

 

 

 また、サビに出てくる『フェアリーレイズ』というのもその一部かもしれません。レイズというカタカナ英語はスペルが分からない以上確実ではありませんが、光線を表す『ray』の複数形『rays』という単語。そうすると直訳は『妖精の光』という感じになりますが、そのままだとあまり意味が分からないですね。

 イメージ的には『フェアリーテイル(fairy tale)*3』⇒『おとぎ話』のような感じ。つまりフェアリーレイズが表すものって、妖精のように綺麗な光⇒A・ZU・NAの理想であり、それが『空に響く』こと、『永遠につづく』ことでそんな理想郷(ユートピア)を描いているんじゃないかと考えられます。

 だからこそきっと『キミの場所まで虹のアーチがかかる』のでしょう。

 

 A・ZU・NAランドが『自由』の象徴であるからこそ、そこに鳴り響く音楽にも、まるでおとぎ話ような自由な世界が広がっている、と言えそうですよね。

 

 ここから感じるのはA・ZU・NAランドでは誰もが""自由に""大好きを叫ぶことが出来るということ。それはきっとライブでも同じで、みなさんの大好きを爆発させることが出来る場所であるんですよね。

 そんな色々な大好きが混ざり合う世界だからこそあなたの大好きが必要なんです。あなたにしか叫びない大好きがあるから、あなたにしか出せない音色があるから。そんなみんなの大好きが響き合って流れた時、たったひとつの、全ての人の大好きが詰まった『幻想曲』が生まれる、私はそう信じています。

分かち合える素敵なユートピア

「フォルクロア ~歓喜の歌~」より

 

 

 

『いま生きる』ということ

 最後にこのテーマについて。恐らく初めて聴いた時からこのフレーズが印象に残らない人はいないと思っていて...

生まれてきてくれて、ありがとう!

「フォルクロア ~歓喜の歌~」より

 勿論これです!!!笑

 

 みなさんはこれを聴いてどう思いましたか?

 

 

 私はなんとなく"嬉しく"なりました。ただただひたすらに真っすぐな言葉で『全肯定』してくれてて。筆者自身は自己肯定が出来ない人間なので。。。ただただこれを聴いている人全員に『生まれてきたこと』を肯定してくれるのが嬉しいんですよね。

 『出逢った』こととかではなくて、今目の前にいる『あなた』、そしてこの曲を聴いている全ての『あなた』に対して、つまりA・ZU・NAランドに鳴り響く音楽を聴いている全員に。

 先述の通り、誰一人置いていかない、ひとりにしないのがA・ZU・NAランドです。誰もが"自由"に、それぞれの大好きを叫ぶことを肯定してくれているので。

 

 また、Maze Townのカップリングであることも踏まえて受け取るとよりしっくりくるのかなぁと思ったので、少しだけ結びつけて書きます。

 Maze Townという曲はフォルクロア ~歓喜の歌~とは逆に暗い夜の世界、濁さずに言うなら『死後の世界』のようなイメージです。

 深くは書きませんが、あの曲のひとつのテーマは『永遠』だと思っています。”いま”という瞬間は過ぎ去って行くから”いま”という瞬間は決して永遠ではない*4んですが、あの曲はそのいまを『時も命も飛び越える』ことで永遠にしようとする歌なんですよね。

 

 

 そのことを踏まえて『生まれてきてくれて、ありがとう!』のことを考えると、イマ生きていることへの感謝でもあると思えます。今この瞬間をA・ZU・NAランドでともにすることは何ら当たり前のことじゃないそんな楽しい瞬間が永遠に続くわけではない、特別な瞬間だからこそ『感謝』の言葉を歌に乗せる。それが『歓喜の歌』に込められた意味なのかもしれません。

 歓喜という言葉自体は多くの人はなんとなく意味が分かると思いますが、日常的にこの言葉を使う人はあまりいないでしょう。『生まれてきてくれたこと』というとんでもなく壮大な、それでいて一番分かり易い言葉をキャッチ―なメロディに乗せて紡いで伝えてくれるのがA・ZU・NAの『遊び心』のようにも思えます。

 

 あなたが生まれてきてくれたからこそ『いま』この瞬間をともにすることが出来るし、他の誰でもないあなたとだからお互いの大好きを一緒に叫ぶことが出来る、そんな『いま』を過ごすことが出来て初めてこのユートピアが完成する。

 決してA・ZU・NAだけでは完成し得ないその時間を過ごすことが出来る歓びを互いに感じ合える、そんなフレーズのように感じられます。

 

 

 少しばかり余談を、、、繰り返しになりますが、『フェアリーレイズ』とカタカナで表記されている以上は想像するしかありません。『レイズ(raise)』という単語には『甦らせる』という意味もあります。Maze Townでは『彷徨う魂』などの幽霊を感じさせる歌詞がありますが、Maze Townが死後の『永遠』を歌っているとするならば、フォルクロア ~歓喜の歌~では死者(または瀕死)を甦らせることで、『生』という『一瞬』の歓びを歌っているとも考えられそうです。

 皆さんは、この『歓喜の歌』についてどうお考えですか?

 

 

 

さいごに

 楽しい時間は早いものでもう終わりの時間が近づいてきました。(いまきたばっかりー!)

 フォルクロア ~歓喜の歌~の印象、歌詞などについて書いてきましたが、如何でしたでしょうか。少しでも楽しんで頂けていたらこんなに嬉しいことはありません。本当はもっともっと書きたいことあったんですけどね、『命あるもの』の話とか、『いちばん星』の話とか、『虹のアーチ』の話とか、『みんなで唄おう』の話とか...……

 

 

 最後に、このライブに対しての想いを少しだけ書かせてください。

 私は私自身に大切なことを教えてくれた、優木せつ菜ちゃんが、そして楠木ともりさんのことが大好きです。

 だからこそこのライブは大切にしたいという想いがあって、楠木ともりさん演じる優木せつ菜を見られるのはもうあと僅か。もしかしたらライブイベントはこれが最後かもしれない。。

 

 でも別にこれを悲観しているなんてことは全くありません。前にブログを1本書いたんですが、だからこそこのライブでより多くのものを受け取って、いまこの瞬間を自分の中に刻み込むことが出来たら良いなと思っていますし、私の大好きはそうありたい。

 

 一昨年10月、幕張メッセで開催された『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.3 A・ZU・NA 〜The Night Before〜』に現地参加させて頂いたのですが、そこで聴いた全速ドリーマーが私自身とても印象に残っていて。

 3rdライブでは楠木さんが不在の中披露されたこの楽曲はファンミーティングで初めて優木せつ菜が歌ったんです。私自身この楽曲が大好きで、特にせつ菜ちゃんが歌うこの歌詞を大切にしています。

ぎゅっと胸が あぁ 痛むのは
まっすぐ本気って証だね
全速ファイター!

「全速ドリーマー」より

 

 胸の痛みは『本気の証』。胸の痛みを抱えながら全速で『闘う』。きっとこれが今回のライブなんじゃないかと思うんです。

立ち止まった時も 進むこの思い
いつも どんな時も

「全速ドリーマーより」

 楠木ともりさんが生まれてきてくれたこと、優木せつ菜役として出逢えたこと、私はその全てに感謝したいですし、そんないまを過ごすことが出来る『歓び』を大切にしたいと思います。

 

 

 先ほども書いた通り、誰一人として欠けて良い『大好き』なんてないんですみんなの大好きを響かせ合うことが大事なんです。A・ZU・NAが描きたい世界はいろんな大好きが共存しあえる世界のはずです。

 それが優木せつ菜役楠木ともりさんがあの日*5願った世界。最後にそんな理想のいまを一緒に創り上げられたら、素敵だと思いませんか?

 私たちがそんな世界を一緒に創り上げることができたなら、『楠木ともりさんと過ごしたいま』と『まだ見ぬ未来に生きるキミ』の場所まで虹のアーチが架かるんじゃないでしょうか。

巡り逢えた優しいぬくもり

「フォルクロア ~歓喜の歌~」より

パリラ(Party Live!) パリラ(Party Live!)
みんなで唄おう
フェアリーレイズが空に響けば
ピュアラ(Pure Life!) ピュアラ(Pure Life!)
キミの場所まで
虹のアーチが架かるのだ!

「フォルクロア ~歓喜の歌~」より

 

 今回曲を通して言葉を紡ぎあう11人と一緒に、大好きを溢れさせてくれたら嬉しいです。私自身もここまで5人の言葉からたくさんの気付きと発見をもらいました。いろんな大好きがあって、言葉では簡単に『大好きを大切に』って言えても難しいこともたくさんあってそれでも優木せつ菜が持つ野望とそれを懸命に叶えようとしてきた楠木ともりさんとお互いに最高の思い出を作れたら良いなと思います。

 

 

 

 最後の最後に急なんですけどちょっとだけ良いですか?良いよ。

 フォルクロア ~歓喜の歌~は本当に、本当にoff vocalめちゃくちゃ楽しいので是非聴いてください!!!特に私はBメロが好きです!!!テレレレレッテッテーレレーってやつ!!!

 これ、どうしても書きたかったんですよ。実はね。

 

 

 さて、ライブ当日まで残り6日となりましたが、R3BIRTHのライブを見ているとセットリストも予想できないので楽しみもあり、ドキドキもありという感じですね...!

 

 皆さんも是非『#世界は青いはず』でA・ZU・NAのライブまで一緒に大好きを叫んでくれると嬉しいです!

 

 ということで本日の日直ははりでした!

 

 そろそろこのバトンを明日の日直のまめさんに渡したいと思います!!まめさんよろしくお願いします!!!

ameblo.jp

 

 最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 それでは、たくさんの大好きが溢れる素敵な世界、A・ZU・NAランドでお会いしましょう!!!

 

 

*1:TVアニメ1期1話の可愛い服を着たい、も近いかもしれません

*2:スペイン語で『楽団』の意味。オーケストラという英語は馴染みがありますね。

*3:『フェアリー(fairy)』⇒『妖精』、『テイル(tale)』⇒『作り話』

*4:『永遠の一瞬』という曲はそんな一瞬を歌った歌ですね

*5:2019年12月14日